2009 年度(2009年4 月~2010年3月)に実施される異動について、「希望していない異動であってもやむを得ないと思ったか」との問いに対し、「思う」が43%だったのに対し、2010年度は56%と13ポイント上がった。
「やむを得ない理由」を尋ねたところ、「会社の方針だから」「サラリーマンだから」という理由が多く見られたが、「不況と言われる現在、雇用の維持だけでもと考えてしまう」、「景気悪化で退職者より新規雇用者が少なく、人員不足の部署にまわされても仕方ないと思うから」など、約1 割は不況を理由に挙げていた。
過去に異動を経験したことがある591名に対し、「その異動辞令があなたのキャリアにとってプラスになったと思うか」尋ねると、 「そう思う」が38%、「ややそう思う」が31%と合計で69%の人が「異動は自分にとってプラスだった」と回答した。
なぜ異動が自分にとって“プラスになった”のか、「その理由」を尋ねたところ、「まったく経験の無い部署へ異動になったが、知っておいたほうがよい業務だった」「以前の部署で経験したことに加え、新しいことにチャレンジできたから」など前向きなコメントが多かった。
一方、「あまりそう思わない」または「そう思わない」と回答した人に対して、なぜそう思ったのか理由を尋ねたところ、「異動先の仕事は、それまでのキャリアが活かせたとは思えないから」「勤務地や環境は変わったものの、職務自体はほぼ同じのため」などの意見があがった。
「そう思う」・「ややそう思う」と回答した人の理由を分類したところ、「新しい経験から学び・気づきがあったから」と理由が42%、「経験を活かしてキャリアアップできたから」が33%であった。
「あまりそう思わない」・「そう思わない」と回答した人の理由は、「異動によってこれまでに築いたキャリアが中断されたから」が20%・「異動先でも異動前と同じ業務だったから」が13%という結果となった。
本調査はリクルートエージェントと株式会社インテージが共同で、2010 年2 月12 日~2 月15 日、管理職・一般事務職を除く20 代~30 代の正社員ホワイトカラーで、従業員規模300 名以上の企業に勤める1,002 名に対し行なった。





