「一発屋芸人」「消えそうな芸人」といわれる小島よしおの逆転の発想
――よく「一発屋芸人」と称されることもあるようですが、それに関してはいかがですか?
僕なんて、ブレイクしたときから、一発屋と呼ばれていますが、「一発屋芸人」という仕事があるから、ありがたいですね。かたちはどうであれ。もちろん、一発屋にはなりたくないですよ。でも、そう思われていて、それで仕事があればいいと思っています。先輩のダンディ坂野さんなんて、誇らしげに「キングオブ一発屋」を自称してテレビに出られていますもん。一発屋と称されることで、かえって活動の幅が広がるんです。
――「日経エンタテインメント!」誌などでは、「今年消えそうな芸人」に2年連続でノミネートされました。かえって注目されているということでは?

そうですね、2007年から2009年、2010年と、ずっと「消えそうな芸人」っていわれ続けています。そう思われているのはいやですけれど、逆に消えそうで消えないように、この路線でがんばっていければと思っています。
――仲良しの先輩芸人さんには、どなたがいらっしゃいますか?
品川庄司の品川祐さんはジムにいっしょに通ったり、よく行動をともにしていますね。あとは、スピードワゴンの小沢さん、東京ダイナマイトの松田さん、今田耕司さん、ナインティナインの矢部さん、次長課長の河本さん。あと、ますだおかだの岡田さんはお酒が飲めないんで解散が早いんですけど。スタバとかにいっしょに行きます。
「アメトーーク」(テレビ朝日系列)のサンミュージック芸人のときに話した、鳥居みゆきさんが、ライブの舞台袖で過呼吸になっているのを介抱しているというのは、本当です。彼女とは同期で、向こうが半年早く所属したんですが、よくおかしくなっていますね、あの子は。
――先輩方からアドバイスを受けることは?
そういった話はあまりしないですね。収録終わりで飲みに行くときは、すべったらなぐさめてもらいはしますけれど。
――番組では、ひな壇で先輩芸人にいじられたりしていますが、処世術などありますか?
お誘いを受けたら、断らないスタンスですね。付き合いはいいほうだと思います。運よく誘っていただけるので、誘っていただけるうちが華かなって。
番組のなかでの処世術は、とにかく前に出ること。前に出るからすべるし、前に出なければ、すべりさえもしない。幸い、まわりにデキる先輩たちがいて、フォローしてくれますからね。前に出なければ、助けようもないですよね。
――メンタルの強さを感じます。
よくそれだけだっていわれます。うまくいかないときの思考方法、切り替え方は、100年経ってしまえば、みんな死んでるんだから、あまり気にしないほうがいいって。あとはゲラ(よく笑う)の後輩と飲むことですね。それで、心のなかで「大丈夫、大丈夫」っていい聞かせてます。(次ページへ続く)



