内藤氏は、資産を増やす仕組みを、(1)収入を増やし、(2)支出を減らし、(3)負けないように運用する、の3つに分解して解説した。
まず1)の収入を増やす方法としては、「マネジメント人材」か「スペシャリスト人材」のどちらかを目指すべきとした。どちらにもならず、代替がきく「コモディティ人材」になってしまえば、年収は下がっていくだろうと予測。対策として、仕事をしていく上で「サプライズ」と「イマジネーション」を意識し、相手が何を求めているかを想像し、期待以上の仕事をすることが重要だと述べた。
また、本業とは別に収入を得る、「収入の複線化」を提案。その方法としては、専門分野について本を書くなど、本業とシナジーを生むものを選び、まったく関係のないアルバ イトをするなど、単に労働時間を増やすだけの副業は避けるべきとした。

次に支出を減らす仕組みについて、細かいところで節約するのではなく、人生の三大出費といえる「保険」「教育」「マイホーム」について、慣習に流されず見直しが必要だとした。そして、収入と支出のフローは、1つの銀行にまとめて管理したほうが把握しやすいと勧めた。
そして投資については、「成長への投資」と「歪みへの投資」の2つの方法があるとし、後者については専門家であっても難しいため、一般的なビジネスパーソンは前者に取り組むべきとした。
成長への投資を成功させるには、5つの原則「低コスト、インデックス、積立、長期、分散」を意識すべきとした。これらは、平均を狙い、負けない投資法を築く上で重要なポイントであり、なかでも内藤氏は、長期的に積み立てていくことが重要だと強調した。



