医療メーカーの営業職への転職を目指す46歳男性の職務経歴書
翔泳次郎さんは、医療メーカーの営業職への転職を目指す46歳の男性です。「書類選考でNGになるケースが多く、自分でもまとまりがないように思えたので、専門家の視点を参考にしたい」と、キャリアアドバイザーのインタリスト 山川純子氏に応募書類の添削を依頼しました。
アドバイスにより、どこがどのように変わったか、ビフォア・アフターでお見せします。
職歴書は見た目も大事! 読み手に苦労をさせない工夫をしよう
今回お見せするのは、プロが添削する前の、翔泳次郎さんオリジナルの職歴書です。MSPゴシックの8ポイントの文字をメインに使った、6,000文字を超える大作。添削前の書類について、キャリアアドバイザーはこう評価します。
「100点満点で採点するなら、82点。小さい字でびっしり書いてあり、読み手に読む努力を強いる文書だと感じました。内容については、実績を数値で表したり、独自の項目を立てたりと工夫が見られます。仕事に真面目に、かつ熱心に取り組んでこられた方であることがわかります」
以下、職務経歴書のそれぞれのポイントについて、キャリアアドバイザーのコメントとともに見ていきましょう。
職務経歴書(1/3ページ) 要約、職務経歴その1
アンダーライン、太字などの強調は、的外れなら意味がない
ピンクの枠で囲んだ、【要約】をご覧ください。働いていた企業と、その企業での自分の職種について、アンダーラインと太字で強調してあります。これについて、キャリアアドバイザーは次のようにコメントしています。
「アンダーラインや太字などで、アピールしたい点を強調する方が増えています。応募先の求めているものとズレがないよう注意が必要です。こちらがアピールポイントと考えていることも、応募先にとって当たり前のことと思われては逆効果です。また多用することで、押しつけがましい印象を与えかねない点も要注意です
たとえば、略歴では、どのような会社でどんな仕事を担当していたかが強調されていますが、実績やマネジメント経験を強調するという考え方もありますね」
数字で成果を示すのは良いが、「評価に値するもの」のみ厳選すること
2つ目のピンクの枠、【営業成果】をご覧ください。売上金額はもちろん、対目標比と達成した要因まで詳細に書いてあります。これについて、キャリアアドバイザーは次のようにコメントしています。
「実績を数字で表すのはたいへん良いことですが、すべてを記載する必要はありません。文書のボリュームを調整する意味でも、特に評価に値する実績を選んで記載した方が効果的です。数字で実績を表わしづらい業務の場合は、定性的な表現でもOKですが、人からの評価などあくまでも客観的である必要があります」




