2011年入社予定の学生に、エントリー企業数、説明会参加企業数、面接参加企業数を尋ねたところ、2009年、2010年と比較してすべて増加し、内々定獲得数は1.1社となった。とくに文系女子は、エントリー企業数が100社を超えるなど、過去3年間で最高の活動量となった。

人事採用担当者に前年と比較した採用基準・採用目標人数を尋ねたところ、前年よりも採用基準を上げる企業は33.8%、採用基準を下げる企業は0%と、前年よりも採用基準は上がっていることがわかった。
また、採用目標人数が前年よりも下回る企業は31.1%、上回る企業は27.1%とやや採用目標人数も減少傾向に。

これらの結果を受けて、レジェンダ・コーポレーションのエグゼクティブマネジャー 打木洋行氏は以下のようにコメントしている。
「リーマン・ショックの影響で悪化した経済動向は、学生の就職活動にも大きな影響を及ぼし2010年4月入社の就職活動は一転して就職氷河期となりました。そして、経済がやや回復に向かっている今も就職活動への影響は未だ拭いきれない状況です。
この背景には、企業は入社の1年以上前から採用活動を強いられている慣習の中、先の経済状況を見通しきれないことや、新入社員を育てる余裕がなくなっていることがあげられます。そこから、企業はより優秀な人材のみを求める傾向が強くなっています。学生もその企業の動向を受けて危機感を募らせ、必死に就職活動に臨み、活動量を増やすことで昨年レベルの内々定社数を獲得できたと思われます」
本調査は、2011年4月入社予定の学生と、2011年度新卒採用活動を実施する企業の人事採用担当者を対象に、2010年5月13日~5月19日行った。有効回答数は、学生5,267名、企業74社である。



