学生に就職活動費用を尋ねたところ、地方学生が都市圏の学生より40,104円高くなった。交通費の負担について尋ねたところ、交通費を「負担」と感じている地方学生は52.4%、都市圏の学生は38.9%となった。


企業の人事採用担当者へ採用予算について尋ねたところ、「昨年同様」は45.9%、「昨年を上回る」は8.1%、「昨年を下回る」は46.0%となった。
2011年採用において説明会開催を見送った地域について尋ねたところ、「九州」が17.6%ともっとも多く、「北海道」、「中部」、「近畿」がそれぞれ10.8%と続いた。

学生に説明会参加企業数を尋ねたところ、昨年よ約5社増加していることがわかった。

調査結果を受けて、レジェンダ・コーポレーションの採用コンサルタント 長尾一哉氏は、調査結果を受けて以下のとおりコメントしている。
「昨年と比較して企業の全体採用目標人数はやや減少しており、企業はその目標人数に合わせて、採用予算の削減・採用活動抑制を行っている傾向があります。その現状の中、企業の採用活動は、比較的学生の人数も多く、企業にとって便利な都市圏を優先して活動しているようです。結果、従来から企業の採用活動が少ない地方では、更に活動が減少しており、地方の学生の就職活動は厳しさを増しています。
よって、地方の学生は地域を選んで就職活動を行う余裕がなくなっており、都市圏での就職活動を余儀なくされています。一方で、地方にも優秀な学生が一定数存在することを企業も理解しており、少しでも多く優秀な学生を採用したいと考える企業は、Webを駆使して優秀な学生を呼込みたいという声もあります。今後のWeb上でのセミナーなどの広がりを期待したいところです」
本調査は、2010年5月13日(木)~5月19日(水)、就職活動状況については、2011年4月入社予定の学生を対象に行い、5,267名の有効解答を得た。新卒採用活動については、企業の人事担当者を対象に行い、74社の解答を得た。


