ワークライフ&スタディバランスとは? スタディは自分を変えてくれた努力
――ワークライフ&スタディバランスを重視されているそうですが、なぜですか?

あまりにもバランスが崩れていたからですね。商社マン時代はワークだけでライフがない、フリーター時代はワークがなくライフだけ。どこかでバランスを保ちたかったんですね。
スタディは「努力」とも言い替えることができます。スタディすなわち努力は、自分を変えてくれたものですね。だから、ワークでもライフでもないところに独立させておかないと。ライフは家族との時間ですよね。ワークは仕事の時間、それらとは別にスタディ時間というのが、僕の場合、家族にも認知されています。「あ、パパ、お勉強の時間だ」とか子どもたちもわかってくれていて。そりゃあ「◯◯ちゃんのパパはおうちで勉強しないのに!」とかっていわれることもありますよ(笑)。社会人大学院を修了したいまでも勉強は続けていますし、それは研究者だからというわけではありません。研究者にならなくても、勉強は続けていたはずだと思います。
スタディは人生の栄養補給ですね。学ぶことによって、人生が豊かになります。栄養をとらない人生なんて考えられませんもの。スタディとワークは、どちらも相互に活かしあえると思っています。仕事でやったことを勉強に活かしたり。逆もまたしかり。どちらも活かすことができるんですね。
――社会人のスタディには、経験が伴っている分、学べることが違うのではないでしょうか。
よくアンケートをとると、「社会人である、いまが1番勉強している」という回答が多く返ってくるんですよ。学生時代と社会人になってからの勉強は、意識が違いますからね。社会人の勉強が必要に迫られてのものであるのに対し、学生時代の勉強は与えられ、強制されてのもの。主体的なのか、受身なのかの違いでもありますね。
――女性にとっては、ワークライフ・バランスというと、出産や育児との兼ね合いがあるかと思いますが、男性にとってのワークライフ・バランスとは?
日本では、まだまだ男性が外で働き、女性が家庭を守るという風潮にあると思います。ですから、女性にとっては、ライフを中心として、いかにワークを入れていくかという、ライフ・ワーク・バランスになるのではないでしょうか。一方、男性にとっては。いかにワークのプラスになるよう、ライフを入れていくかという視点になるのではないかと思います。これは、男女差別ではなく、世の中がそうであるという前提があっての話ですね。(次ページへ続く)



