ついに梅雨明け、本格的な夏がやって来ました。そこで、皆さんにオススメしたいことがあります。それは暑中見舞いを書くことです。
暑中見舞いを書くと、異動や転職をする、新しい愛がうまれるなど、思わぬ方向に自分の人生を広げる可能性があります。暑中見舞いのような季節のご挨拶、久々の連絡が功を奏する例をご紹介しましょう。
人との縁を損得で判断していませんか? 直感を信じて、「声をかける勇気」が仕事を呼ぶ
実際に、私が運と縁を感じた仕事の例を紹介しましょう。
あるとき、『mina』という雑誌で「女子学生の就活」に関するインタビューを受けました。この時、出会った編集者の女性は、核心をついた質問をするので、プロ意識を感じていました。「この方は面白いかも」と思い、私は本が出るたびにこの方に献本するようになりました。
そんなある日、彼女から「書籍編集に異動になった」とのご連絡をいただきました。そして、さらに数ヵ月後、「新作の企画を考えませんか?」とのお声がけがあったのです。お会いするのは2回目なのですが、打ち合わせは盛り上がりを見せ、その場で企画が固まりました。その日の打ち合わせをまとめた企画はすぐに通り、『就活難民にならないための大学生活30のルール』という本になったのです。
担当編集者となった際も、最初にお会いした時の印象通りに、切り口が面白く、かつ細部にこだわっていました。私は、「この編集者と仕事ができてよかった!」と思ったものでした。売れ行きも好調で、4月から毎月1回のペースで増刷(本の売れ行きがよいので、追加で印刷すること)がかかっています。
私自身もこの本は進退をかけた仕事でした。というのも、昨年は5冊の本を書いたのですが、なかなか増刷には結びつきませんでした。もちろん、どの仕事も一生懸命取り組んでいたのですが、実は迷走していたのだと思います。この本が売れなければ、次の仕事は来ない。そう思っていた本だったので、感慨深いです。
この担当編集者との出会いは、多数いただく取材依頼の1つでした。さらに彼女は、当時は雑誌編集者で、本を書く仕事につながる相手ではありませんでした。少し嫌な言いかたをすれば、「コネがあってもトクにならない人」だったわけです。けれど、自分の直感を信じ、縁をつないだからこそ、仕事につながったのです。(次ページへ続く)



