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 入社志望者の借金は? 素行は? 経歴は本当? などなど、採用企業が本気でお金をかければ調べられないことはありません。実際にあった入社前調査の実例を、現役探偵が語ります(本記事はビズリーチからの転載です)。



探偵への依頼はズバリ「本当の退職理由」

 雇用調査についてのエピソードもいよいよ佳境。今回は「退職理由」についてです。履歴書には退職の理由として、主に「一身上の都合により」もしくは「会社都合により」の二種類が書かれます。

 採用担当者も当然退職の理由を尋ねますが、応募者が最も回答の準備をしてくるのもこの部分。自分の都合にせよ、会社が悪いにせよ、話を聞いてみるといかにも致し方なく辞めた人ばかりです。

 前の職場のことを悪く言うと印象が良くないし、かといって正直に「嫌になったから辞めました」なんて言えるわけないし、と皆さん悩まれるところでしょう。ここは、「経営者の行っていた反社会的行為がどうしても許せなかったのです。しかし秘密保持契約上、細かいことは申し上げられません、すいません!」と言い切れば、担当者も根掘り葉掘り聞いてこないものです。

 探偵への依頼はズバリ「本当の退職理由」。依頼を受けた探偵は元同僚のところに話を聞きに行きます。ちなみに外資系の企業であれば、元同僚・元上司に候補者のヒアリングを行う「リファレンス・チェック」は一般的に行われています。

 外資系企業が行うリファレンス・チェックは応募者本人が選んだ人にヒアリングを行うのが普通ですから、本当に知りたい答えが手に入らないということもあります。だから企業の人事は、私たち探偵にお金を払ってまで依頼を行うのです。(次ページへ続く)


 
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企業は内定者を調査している!【10】 「本当の退職理由」は元同僚に聞くのがいちばん
探偵への依頼はズバリ「本当の退職理由」

一番簡単な方法は飛び込み訪問 菓子折り持って同僚をつかまえる

仕事は遊びの経験も強みに変わるもの




著者プロフィール
木島 球六(キジマ キュウロク)

 大学卒業後、某酒造系メーカーに就職。営業マンとしてそこそこの実績をあげていたが、だいぶ仕事に飽き始めていたところ、ある日ポストに入っていた「探偵募集」のチラシが目に入る。興味本位で探偵事務所を訪問してから早10年。今では事務所で一番のベテランとなっている。年間250本の調査依頼をこなす傍ら、採用責任者として年間50人以上の探偵志望者の面接も行っている。


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