採用の満足度については、「質・量ともに満足」が総合で34.3%と最多となったものの、前年の42.8%から8.0ポイント低下した。

7月上旬の調査時点での採用予定数に対する内定者の割合、いわゆる「充足率」は、全属性の総合で約7.9 割と、前年同期(約8.0 割)を若干下回った。採用属性別で見ると、「大卒文系」は前年同率だが、「大学院了」「大卒理系」については大きく率を下げた。

7月以降の採用活動の予定について、「今年の採用活動は基本的に終了」とする企業が前年の59.4%から49.7%へと10ポイント近く減少した。
一方、「現在の母集団に対し引き続き行う」「秋採用・通年採用等として新たに募集する」企業の割合はいずれも約1.5 倍に増えており、採用戦線のピークを過ぎてなお採用活動を続ける企業は少なくない。

内定辞退者の増減について、前年度に比べて「増えた」とする企業が2割を超えた。

就職浪人生(学校を卒業してなお就職を志している者)への対応につ いて尋ねると、「以前から受け付けている」企業は全体の41.5%。「今年度はじめて 受け付けた」の3.8%を足し合わせると、約半数の企業が就職浪人生に門戸を開いていることになる。

「今年はじめて受け付けた」理由としてもっとも多かったのは「採用基準を満たす者がいる可能性があるため」で55.3%。

また「受け付けている」企業のうち、就職浪人生に内定を出した企業は、全体で16.8%となった。

本調査は、全国の主要企業を対象に、2010年7月7日~15日実施。1,156社が回答した。



