このエントリーをはてなブックマークに追加




転職する人もしない人も、ビジネススキルを磨いて自分の価値を高めておきたいもの。本連載では、それぞれのビジネススキルの解説と、そのスキルを効率的に学ぶコツをお届けする。第5回は「コミュニケーション」だ。【バックナンバーはこちら】



私を主語にした「Iメッセージ」で伝えてみよう

 職場や取引先とのコミュニケーションに頭を悩ませている人も少なくないのではないだろうか? 今回はコミュニケーションを円滑にし、よりよくビジネスを進めるためのヒントをお話しよう。相手の失敗や功績などについて、あなたはどんな言い方で自分の気持ちを伝えているだろうか?

部下の報告書の出来がわるかったとき

A上司:なんだこの(あなたの)報告書は!

B上司:もっとこうすれば(私は)よくなると思うよ。

 どちらの言い方が受け入れやすいだろう? A上司の言い方は「あなた」を主語にした「YOUメッセージ」と呼ばれるもの。それに対して、B上司の言い方は「私」を主語にした「Iメッセージ」と呼ばれるもの。「あなたが○○したことで、私はこんな影響を受けました」という伝え方だ。「Iメッセージ」のほうが、相手の心に残り、より響きやすい。これは、相手をほめるときでも同じだ。

部下の報告書の出来がよかったとき

A上司:(あなたは)よくやったじゃないか。

B上司:この報告書のおかげで(私は)業務がスムーズに運ぶよ。

 どちらがうれしく感じられるだろうか? また部下が仕事に自信をなくしているときなどに、「YOUメッセージ」でほめられても受け入れにくく、「Iメッセージ」でほめられると、受け入れやすく、自信につながるのだ。

「あなたの仕事ぶりを見ていると、私も刺激を受けてやる気が出てくるよ」
「会議での君の発言、ありがたかったよ」
「君がうちのチームにいてくれて(私は)心強いよ」
「あなたに任せておけば(私は)安心です」
「あなたのリーダーシップのおかげで、みんなの士気が高まったよ」
「御社のお取り計らいのおかげで、弊社はずいぶん助けられました」

 同僚、上司、部下、取引先――「Iメッセージ」で伝えることを意識すると、気持ちは伝わりやすく、コミュニケーションもスムーズになる。


  →

INDEX
ビジネススキル「コミュニケーション力」を身につける
私を主語にした「Iメッセージ」で伝えてみよう

自分のモードを切り替えてみよう

「コミュニケーション力」アップのためのマスト3冊はこれだ





著者プロフィール
大川内 麻里(オオカワウチ マリ)

1977年、福岡県生まれ。出版社勤務、編集プロダクション起業を経て、フリーランスのライター/編集者。

経営者の父を持つことから、幼いころよりビジネス書に慣れ親しみ、現在は年300冊以上を読む。『夢を実現した わたしの仕事 わたしの方法』(ダイヤモンド社)では、キャリア女性50人をインタビューし、働き方・生き方に迫った。

ビジネスバイブル3冊は『仕事で本当に大切にしたいこと』大竹美喜、『戦わない経営』浜口隆則(ともにかんき出版)、『プロフェッショナルの条件』P.F.ドラッカー(ダイヤモンド社)。

オフィシャルブログ http://okawauchimari.net/






スポンサーサイト

年収1000万円へのエグゼクティブ転職
職種
業種
フリーワード

職種
フリーワード

タグクラウド



ページトップへ
ページトップへ