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 景気も元気もよくない話が多い昨今ですが、久々に面白い人が出てきてくれました。漢字と歴史が苦手な「バカリーマン」こと伊藤喜之さんは、1980年代生まれにしてすでに取締役、年収1,000万円も稼いでいます。今回は伊藤さんが紆余曲折を得て、自分のビジネスパーソンとしての「才能」に気づくまでをお届けします。



『バカでも年収1000万円』の著者・伊藤喜之さん登場!

 サラリーマンになり自分の業種や職種、勤務する会社の立ち位置が見えてくると、「なれても部長が限界」「生涯年収はこれくらい」「貯金は◯◯万円くらいあればいいな」など、「所詮この程度」なキャリアプランを描いてしまっているのではないだろうか。

 もちろん、CAREERzine読者のなかには、キャリアアップ転職を目指している方も少なくないだろうが、いまのご時世、自身の年収が簡単に倍増するとはイメージしづらいのでは?

 ところが世の中には、ユニークな人物がいるもの。ここで紹介する『バカでも年収1000万円』(ダイヤモンド社)の著者で、アライブ株式会社 取締役の伊藤嘉之さんは、月給1万円から年収1,000万円にまで増やした御仁。彼はいったい、どうやってキャリアを積み、収入をこれだけ拡大させたのか。

 その秘密が、自身の経験から導き出された「バカ6大奥儀」にあるという。ここでは、伊藤さんのキャリアパス、さらにはバカ6大奥儀に迫ることで、厳しい時代の生き抜き方を紹介したい。これを読み通していただくことで、キャリアやビジネススキルの磨き方、年収アップの手段は、まだまだあるかもしれない、と希望をもっていただけるだろう。

年収1,000万円稼ぐ取締役は漢字・歴史が苦手な「バカリーマン」

 伊藤さんが取締役を務めるアライブ株式会社は、本社を愛知県に置くベンチャー企業。設立当初は広告デザインや印刷物を取り扱っていたが、現在はプロモーションに関するコンサルティングから制作までをワンストップで手掛けている。伊藤さんは現在、東京オフィスに籍を置き(スタッフは彼ひとり!)、クライアントとの打ち合わせに奔走する毎日だ。

 伊藤さんは自身のことを「バカリーマン」と呼ぶ。その意味を尋ねたところ、「そのまんまで、バカなサラリーマンのこと。定義づけるとしたら、『勉強ができない。一般的に知っていて当たり前のことを知らない』ですね」と、屈託なく笑いながら答える。

 「僕の場合、特に漢字が苦手で『月極(つきぎめ)駐車場』を『げっきょく』と呼んでいたほど。小学生の頃の話じゃなくて、大人になってもですよ(笑)。歴史や英語も苦手で、その手の話題になるとよく周りから突っ込まれます」(伊藤さん、以下同)

 しかしながら、伊藤さんはタダのバカ(失礼)ではない。学歴でいえば、大学も卒業している。ただし、受験は一度も経験したことがない。というのも、伊藤さんは中学時代からソフトテニスの選手として頭角を現し、高校も大学もスポーツ特待生として推薦枠で入学したからだ。

 「学生時代はテニス漬けで毎日を送り、脳みそは筋肉状態。勉強なんてまったくしませんでした。ところが愕然としたのは、皆が就職活動を始める大学3年生のとき。自分のテニスのレベルでは実業団に入ることも難しく、ましてやプロになんてなれないと自覚したんです。というか、ソフトテニスにプロがないことに20歳にしてはじめて知りました(笑)。僕に残された道は、サラリーマンとして就職することでした」(次ページへ続く)


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『バカでも年収1000万円』の著者が語るキャリア戦略 社長を見返したい!悔しさから見つけた「捨てられない存在」になる方法
『バカでも年収1000万円』の著者・伊藤喜之さん登場!

年収1,000万円稼ぐ取締役は漢字・歴史が苦手な「バカリーマン」

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