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 「狂乱の人材コンサルタント」「サラリーマン作家」「日本一女子大講師が似合わない男」の三足のわらじを履く常見陽平が、企業が頭を下げてでも欲しがる人材に成長するヒントをお伝えします。小手先のテクニックだけのイタい人、言うだけの残念な人にならず、この時代を強く生き抜くビジネスパーソンとしての底力を磨きましょう。



 皆さん、こんにちは。今回も「プチ搾取」をテーマにお届けします。前回は、「好きを仕事に」「職場が楽しい」などをウリに、厳しい条件でこき使いつつも、社員は楽しくて搾取されていることに気づかないという「プチ搾取企業」をご紹介しました。

 あなたも知らないうちに、プチ搾取されていないでしょうか?「プチ搾取されリーマン」にならないために気をつけるポイントをお伝えしましょう。

あなたもいつの間にか「プチ搾取されリーマン」になっている

 今、日本の職場で密かな問題になっている「プチ搾取」。本人は仕事が楽しくてしょうがない、職場に活気があって楽しい、いつもモチベーションに満ちている…。まるで仕事リア充な素晴らしい状態ですね。でも、実は割に合わない賃金で相当忙しく働いているのに、搾取されていることに気づかない。そして、働きすぎて体調を崩したときに、やっと「プチ搾取」されていたことに気付くということはよくあることです。

 一方、プチ搾取職場じゃないにしろ、自ら頑張りすぎて「プチ搾取されリーマン」になってしまっている人をよく見かけます。自分が「プチ搾取されリーマン」だと気づいたとき、その時は自分が体調を崩して倒れているときかもしれません。これを避けるためには、たまに冷静になって自分を客観視することが必要です。まぁ、隣の芝生は青く見えますし、比較して悩みすぎるのもよくないですが。

 たまに、社外の親しい友人何名かと会うことや、ビジネス誌の特集などをチェックし、自分が任されている仕事量、待遇などの条件は適切なのかを確認したいところです。仕事やお金、恋愛(そして性)に関することは「普通ってどんなものなの?」「どうすればいいの?」ということがわからずに皆が悩むのですが。

 「プチ搾取されリーマン」になっていないか、チェックしたいポイントは次の7つです。

  1. 仕事以外の楽しみがない
  2. 自己啓発、仕事術が大好き
  3. 負けず嫌い
  4. 上司や仲間が好きすぎる
  5. 社内恋愛にハマっている
  6. 自分の給料が相場に比べてどうなのか、わからない
  7. 先のことを考えていない

 では、1つひとつご説明しましょう。(次ページへ続く)






著者プロフィール
常見 陽平(ツネミ ヨウヘイ)

株式会社クオリティ・オブ・ライフ チーフプランナー、人事・組織コンサルタント、就職ジャーナリスト。
大学卒業後、株式会社リクルートに入社。とらばーゆ編集部、トヨタ自動車との合弁会社などに在籍。大手メーカーに転職し、新卒採用を担当する。
2009年より現職。企業の採用活動支援、人材育成、大学のキャリア教育支援、就職支援などを手がける。
著書に『くたばれ!就職氷河期』(角川SSC新書)、『絶対やってはいけない! 負ける面接100』(マガジンハウス)、『人生を変える朝活!』(青志社)があり、朝日新聞で『就職のススメ』を連載中。
10万部を超える大ヒットとなった『就活のバカヤロー』(石渡嶺司・大沢仁 光文社新書)では企画ブレーン担当を務めた。
●「陽平ドットコム






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