2011年の就職戦線について、2010年に比べてどのようになるか見通しを尋ねると、86.5%が「厳しい」と回答した。「やや楽」との回答が前年調査の6.4%から13.3%へと倍増している。

11月中旬時点で企業に「エントリーした」学生は96.4%で、学生1人当たりの平均エントリー社数は50.0社となった。11月時点のエントリー数はここ数年30社前後で推移してきたが、昨年40社を超え、今年はさらに増加した。

就職先企業を選ぶ際に重視する点を、31の選択肢の中から5つまで選んでもらったところ、もっとも多かったのは「将来性がある」(44.2%)となった。2位の「職場の雰囲気が良い」(40.3%)に次いで挙げられた「仕事内容が魅力的」(39.6%)は、前年の1位から順位を下げる結果に。

海外での就業意欲を尋ねると、「ぜひ働きたい」「どちらかといえば働きたい」の合計は51.8%と過半数に達した。意欲がある人に「働いてみたい国・地域」を尋ねると、北米(78.7%)、西欧(76.0%)が多数を占めた。

本調査は、2012年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生を含む)を対象に、2010年11月15日~11月28日に実施。回答数は1,573人(文系男子543人、文系女子464人、理系男子405人、理系女子161人)である。


