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転職エージェントはクセのある存在ですが、うまく活用すれば強力な味方になります。彼らのことをよく知り、賢くお付き合いしましょう。



ここまでやって当然! 転職活動がうまくいくエージェント活用方法

 初心者はもちろん、転職を何度か経験しているビジネスパーソンでさえも、転職エージェントに不信感を抱いています。そしてそれは、「内定のために具体的に何をして、どう貢献してくれているかわかりにくい」というエージェントの仕事の性格上、そして、悪質な転職エージェントによるプロ失格な仕事ぶりの横行により、抱かれても仕方ないものかもしれないと、前回お伝えしました。

 とはいえ、うまく活用いただければ、転職エージェントは必ず皆さんのお役に立ちます。そのためにも、「わかりにくい」と思われている仕事内容について、今回はお届けしたいと思います。

あなたのエージェントは、求人票に書かれていない情報をつかんでいるか?

 転職エージェントが転職活動者に対して最初に行うサービスは、求人情報を紹介することです。この求人情報は、求人企業から渡されるものです。ただし、その内容は企業によって異なります。重要な情報が記載されていない場合も多く、それをつかんでいるかどうかで、転職エージェントの実力がわかるといってもいいでしょう。

転職エージェントにやらせるべき仕事[1]募集背景を調べる

 なぜそのポジションを社外から採用するのか、募集背景は重要な情報です。そのポジションが空いたのは、前任者が会社を辞めたのか、異動になったのか、または新設されたのか。前任者がいたのであれば、どのような人柄で、どういった点が評価され、反対にネガティブ要素はなんだったのか。

 これがわかれば、面接でアピールすべき点も明らかになりますし、入社後にどういった待遇を受けるかも予測できます。しかし残念なことに、多くの転職エージェントが募集背景を調べていません。エージェントが自分からこうした情報を出してこないようであれば質問し、それでもわからなければ調べるよう依頼しましょう。

転職エージェントにやらせるべき仕事[2]募集要件を取捨選択する

 「◯◯の実務経験△年以上」「TOEICスコア◇◇◇点以上」などがこれに当てはまります。求人企業が出してくる求人情報そのままでは、かなり厳しく設定されているものが多いです。しかし、交渉してみると、妥協されるポイントも少なくありません。反対に、明記されていないけれども、実際は重視している要件がある場合もあります。

 この情報を噛み砕き、「本当の募集要件」に沿って応募書類を作成する必要があります。転職エージェントがチェックする際は、その点がクリアされているかを見ています。こうして推敲された応募書類は、格段に選考突破率が上がります。(次ページへ続く)


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INDEX
転職活動が見違えるようにうまくいく! 転職エージェントに絶対やらせるべき5つの仕事
ここまでやって当然! 転職活動がうまくいくエージェント活用方法

あなたのエージェントは、求人票に書かれていない情報をつかんでいるか?

あなたのエージェントは、書類選考と面接を有利に導けるか?

あなたのエージェントは、内定獲得後も動いているか?

 エージェントを賢く活用すれば、転職活動はうまくいく!





著者プロフィール
小松 俊明(コマツ トシアキ)

1967年東京生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業後、住友商事株式会社に入社し、鋼管貿易を担当。後に退社後、アジアに単身渡り、マレーシアで出版社を起業し、求人情報誌を創刊。97年のアジア通貨危機を乗り越え、会社を軌道に乗せる。
帰国後、アジア最大の外資系ヘッドハンティング会社、ハドソンに入社。製造業及び消費財を担当し、アジア地区の売上トップ10にランキングされる。国内外のグローバル企業の社長、役員、部課長クラスに人脈を多数持つ。
現在、グローバル企業の管理職採用を支援するリクルーターズ株式会社の代表取締役。
自己啓発やキャリアに関する著書は20冊を超える。代表作「できる上司は定時に帰る」はベストセラーとなり、韓国、中国、台湾でも翻訳される。
キャリアアドバイザーとして、企業、公益法人、公務員、教育機関、各種団体に対し、「新しい時代の働き方」「ワークライフバランス」「モチベーションアップ」「自己ブランディング」等をテーマにした講演、執筆活動を精力的に行っている。






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