仕事だけじゃない、8つの軸からキャリアゴールを考えよう!
前回は、現時点で自分が不満に思っていることを洗い出す形で、状況・気持ちの分析をしました。今の職場で解決できそうなこと、そうでないことなどが見えてきたと思います。
では、あなたの思い描く、究極の“理想の姿”とはどんなものでしょうか? 例えば5年後、10年後にどうなっていたら満足でしょうか? 一度、制約を外して自由に“理想の姿”を書き出してみると目標がはっきりしてきます。おおまかなイメージでもかまいません。以下のチェックポイントについて、例えば5年後の自分について考えてみてください(図1)。今の会社では、これは無理だから……などと思わずに、こうなったらいいな、と思うことはすべて書いてみましょう!

1.ビジネススキル
(例)マネジメント経験、営業経験、システム開発経験、秘書経験etc
2.専門知識・資格
(例)貿易実務知識、金融関連知識、語学力、各種資格etc
3.立場・年収
(例)課長・部長などの管理職、理想の部門の責任者etc 年収XXX以上
4.仕事のやりがい
(例)多くの人に感謝されたい、形に残る仕事がしたいetc
5.健康
(例)ダイエット成功、スポーツを週1回、風邪を引かない体力を持つetc
6.生活習慣
(例)早起き、読書月XX冊以上、ブログを書く、タバコをやめるetc
7.性格
(例)仕事で自信をつける、心に余裕を持てる人に、後輩に尊敬されるようにetc
8.大切なもの
(例)結婚していること、趣味のXXを充実させる、家を建てるetc
書けない部分もあるかもしれませんが、いろんな方向から見た“理想の姿”こそ、あなたの『キャリアゴール』なのです(図2)。この5年後のゴールにたどり着くために、今と同じ生活を続けて近づけるのか、何か変えないと近づけないのか考えてみましょう。

たとえば、マイホームを持ちたいと思っていて、年収があと200万増えれば、家を建てられるけれど、200万増やすには今の職場だと、管理職になる必要があるかもしれません。また、健康を重視して、スポーツや趣味を充実させて生活面を充実させ、のびのびできれば年収は現状くらいで満足かもしれません。仕事で、自分はこれをやった! この道のプロだ! という道が見つかれば、他の要素は、後回しでよい人もいると思います。何を目標に持ち、どうすることが幸せを感じられて、充実感が得られるかは人それぞれです。
こうして長期的なキャリアゴールを設定し、それに向かって計画を立てることを「キャリアデザイン」または「キャリアプランニング」といいます。1つでも具体的になると、少しずつ行動に移すことができそうに感じませんか?
今は、転職の面接でも「あなたのキャリアプランをお聞かせください」、「10年後にどうなっていたいですか?」と必ず聞かれます。これは、衝動的に今の仕事や職場での不満で頭がいっぱいになり、将来の計画無しに転職活動しているのかどうか見極めるための質問なのです。ここで、「将来私は○○な自分になっていたいので、○○の努力をしていて、それを実現する場として御社で仕事がしたいです!」と言えたら素晴しいキャリアプランです。



