「自分にできること」を明確にし、つながりを持てば仕事は来る
独立を決めたと話した時、周囲の誰もが「やっぱり」という反応だったという。佐田さんが、自分が納得するやりかたで仕事を全うできていない様子が、誰の目にも明らかだったのかもしれない。
「どの働き方を選ぶかについては、いろいろ考えましたが、独立すること自体への不安はほとんどなかったんです。顧客開拓も営業仕事もゼロからはじめたのですが、これまでの経験から、人とつながり、その縁を大切にすれば、必ず仕事は来ると思っていましたから。事実そうでしたし」
ただ、知識とスキルの幅広さには自信があったものの、「アピールポイント」をどう訴求するか、悩ましく思ったこともある。そんなときに資格として、「ウェブ解析士」が存在することを知る。

「これだ!と思いましたね。ウェブ解析は、サイトをビジネスで使う上での羅針盤のようなもの。これまでの経験からWebサイトの成果を示すためには、Webだけ見ていてもだめだなあと実感していたんです。どんなにいい販促用のWebサイトをつくったとしても、お客様が最終的にリアルの店舗で購入された場合、Webサイトの効果を数値で示せないことが多く、ずっと悔しい思いをしていたんですね」
Webでの成果を本当に得たいのであれば、上流工程から“仕組み”をつくる必要がある。Web担当だけでなく、マーケティングや営業などの別部門、場合によっては会社をまたぐ必要が生じるかもしれない。
「直感的に連携が必要と思っていても、明確な根拠がなければ人は動かない。その根拠を示すものをずっと探していたのですが、『ウェブ解析士』にようやく出逢えたという感じです。これまでWeb制作やSEO、アクセス解析など、何を軸にしようかと揺らいでいたのですが、ウェブ解析をこれからの仕事の軸にしようと思ったとき、すとんと腑に落ちたんですね。Webを切り口に、事業について幅広い視点で分析するウェブ解析というものによって、今までやってきたことがすべてつながる気がしました」




