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 必然というべき流れなのだろうか。ユーシン、ソフトバンクに続いて、発毛業界最大手のリーブ21が社長公募を発表した。このことは、社内で出世競争に勝ち残れば良かった時代の終焉を意味している。国内マーケットの需要が枯渇し、多くの企業が生き残りをかけてビジネス拡大のために海外進出を行うこの時代。「社長は社内から見つけるのが当然」という日本企業特有の年功序列はもはや通用しない。

 年収1000万円以上の転職サイト「ビズリーチ」の代表取締役を務める南氏は、時代が求めるビジネスパーソンの像が確実に変わっていることを力説する。会社に依存し経営者意識を持たないビジネスパーソンたちに警鐘を鳴らした。



増加する社長公募 ビジネスパーソンのキャリアにも影響あり

――リーブ21がビズリーチを通じて社長公募を行うことを発表しました。まずは今回の募集の概要を教えていただけますか?

 リーブ21の岡村勝正社長は、一代で会社を築いた創業社長です。年齢的なことや、社長業以外にもしたいことがあるそうで、そろそろ経営の第一線から引退して、会社を引き継いでいきたいというお考えがありました。

 しかしリーブ21は平均年齢28歳の若い会社で、社内では次期経営者となりうる人材がまだ育っていないという判断から、社外から人材を見つけるという決断をしました。年収は3000万円以上、入社してから1年半後には代表権を譲渡することを予定しています。

――ビズリーチが採用の受付窓口を行っているそうですね。

 弊社は日本で最大級の管理職向け転職サイトを運営しております。「本当の意味でのエグゼクティブを探したい」という要望が増えてきたため、「社長・経営幹部候補登用サービス」という企業向けのサービスを開始することになりました。その第一社目として、リーブ21の社長公募のお手伝いをさせていただいています。受付までは弊社のシステムを通じて行い、実際の採用実務はリーブ21が行います。

――社長への応募基準はあるのでしょうか?

 業界経験は問いません。岡村社長のお話を伺っていると、「真の経営者」としての人格・人間性を備えている方を求めているように感じました。仕事が好きで、人生の真ん中に仕事を置いて生きていること。そして、それを楽しんでいること。「仕事と人生を分けて考える方は、社長にはなれても経営者にはなれない」とおっしゃっていたのが印象的でした。その上で、リーダーシップやマネジメント能力などを備えていることが大切です。

 ただ、今回はたった1人の経営者を採用するだけではなく、「部署ごとに卓越した人材が集まるマネジメントチーム」を作りたいという意思を感じましたので、社長ポジション以外にも、たとえば管理部長や経営幹部など、様々なポジションでチャンスがあると思います。その意味では、チャレンジ精神がある方はぜひ積極的に応募されてみることをお勧めいたします。

 異業種転職の例では、たとえばマクドナルドの原田泳幸社長もアップルコンピュータから転職されていますし、他社から転職して違う会社のトップを務めることができる方は多々いらっしゃると思います。(次ページへ続く)


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社長公募時代のキャリア設計[1] 経営者に求められる、グローバル市場でゼロから価値を作り出す力
増加する社長公募 ビジネスパーソンのキャリアにも影響あり

グローバル時代に生き残るには社内の人材だけでは不十分な場合も

経済成長率ゼロの時代に、市場を作り出すのが経営者の仕事

運命を自分で握りたいなら経営へのチャレンジも検討しては







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