誰でも経営者を目指せる時代だが、誰にでも務まる役割ではない
――リーブ21が新社長を探すために、社外公募という手段を選んだ決め手は何だったのでしょうか?
リーブ21は岡村社長の卓越したリーダーシップにより、18年で年商約150億円規模の会社になりましたが、その分社長に権限が集中しており、後継者がいない状況でした。
リーブ21は従業員数約800名の大きな会社ですが、新卒採用をはじめてからまだ13年。平均年齢28歳という比較的若い会社ということもあり、経験値という意味で社内から選ぶというのは難しいと考え、社外から広く募集しようということになりました。業界経験などは一切問わず、経営者としての人格と人間性を備えていることが条件となっています。

――企業経営のチャンスを求めていた方には、嬉しいニュースですよね。
社内の出世競争とは異なり、誰でもエントリー可能で、フェアに挑戦できることが公募の魅了だと思います。ただし、社長の仕事には大きな責任や義務も発生します。単に「社長をやってみたい」という気持ちでは務まりません。岡村社長自身も、「社長」と「経営者」は異なるものだとおっしゃっていました。人生の真ん中に仕事を置いて、自らが手がけるサービスの意味をよく考え、使命感を持って取り組んでいけることが重要です。
岡村社長は会社を「社会の公器」にしたいと強く訴えていらっしゃいました。今回の公募で、新しい経営者やマネジメントチームが入ることで、会社がより公共性を増した企業組織に発展すれば、会社全体、そして社員にとってもハッピーになるのではないかと思います。(次ページへ続く)



