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 会社がキャリアを守ってくれる時代は終わった。これからの時代で必要とされるのは、経営者意識を持って新しい価値を生んでいける人。では、会社に求められる人材になるにはどうすればいいのだろう? そして世界でも通用するビジネスパーソンになるには? 南氏自身が行っていることや、ビズリーチ創業のエピソードを交えて語っていただいた。



経営者を目指すなら、まずは専門分野を極めることから

――これから経営者を目指す人は、日頃からどんなことを心がけるべきでしょうか?

 やはり日々周りの出来事に関心を持つことではないでしょうか。目に付いたものを「何でこうなっているんだろう?」「何でこの名前なんだろう?」などと徹底的に考えてみることです。突き詰めて本質にたどり着けば、それほど複雑なものは世の中にないことに気づくはずですよ。

 それと経営力というのは突然身につくわけではなく、色んな能力が組み合わさってできるもの。一個人としてのあり方も大事ですし、組織を統率するような人間力や、営業力、マーケティング力など、経営者は多少なりともそれぞれの専門性を持っているはずです。

――専門性が大事ということですか?

 はい。大きな組織をまとめることをいきなり目指すよりも、まずは自分の専門分野を作ることが大事ですね。そこで人を率いて収益を出せるようになってから、その先ではじめていろいろな可能性が広がっていくのです。

 これからはジェネラリストではなくスペシャリストの時代。その究極が経営者で、経営力は後から自然とついてくると思いますよ。

――南さん自身はどうやって経営力を学んだのでしょうか?

 私の場合、楽天に在籍していた当時の上司の三木谷浩司さん(楽天株式会社 代表取締役会長 兼 社長)、島田亨さん(楽天株式会社 取締役 常務執行役員)、小澤隆生さん(小澤総合研究所 所長)という3人がみんな起業家でした。この3人について経営を学べたことが非常に大きかったですね。もちろん、教わったことを実行しようとしてもなかなか難しく、色々な失敗をしてきましたが、それでも常に3人の背中を見ながら学んでいきました。(次ページへ続く)


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社長公募時代のキャリア設計[3] 生き残るのは、専門分野を持ち自己プロデュースできる人材
経営者を目指すなら、まずは専門分野を極めることから

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