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タグ: 資格
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 ほかの職場の芝生は青く見えるもの。それが「公務員」だと、なぜかその青さが増して見える。転職を考える際、「公務員試験、受けてみようかな~」と考える人は少なくないのではないか。そこで、『公務員試験のカラクリ』の著者、大原瞠氏に公務員への転職について、寄稿いただいた。



前歴不問! 日本でもっとも開かれた転職先「公務員」

 リーマン・ショックに始まり、大震災で追い打ちを受けた出口の見えない不景気のなか、薄給・激務のブラック企業で働いている人たちにとって、厚遇・安定の公務員がうらやましく思えて仕方がない今日この頃。いまにも「ああ、オレも学生時代に公務員を目指しておけばよかった」というため息が聞こえてきそうです。

 もしかすると、この記事を読んでくださっているあなたも、そう考えている1人でしょうか。だとしたら、あきらめるのはまだ早い。公務員は別に新卒限定ではありませんから、転職してなることもできるんです。

 でも、そんなことをいうと「公務員になるためには、あの難しい公務員試験に受からないといけないんでしょ。十分時間のある学生ですらたくさん落ちるのに、時間の少ない社会人が受かるのは並大抵のことじゃない」なんて声が聞こえてきそうです。

 確かにそれは事実ですが、一方で公務員試験というのは、民間企業への転職では考えられないほどオープンな就職試験でもあります。書類選考がないので応募者全員が試験を受けられるだけでなく、合否は試験の成績によって決まるので、応募者個人の経歴そのものとは無関係。つまり、面接時にうまく説明さえできれば、転職多数、ニート、フリーターといった経歴そのものが不利に扱われることはありません。消せない過去を嘆く必要はなく、前向きな努力次第で道を切り拓くことができる唯一の転職先なのです。

応募者の急増を防ぐためか ひたひたと迫る年齢制限

 そう聞くと、俄然やる気が湧いてきた人もいるかもしれません。しかし、そんなオープンな試験にも1つだけネックがあります。それは、応募者が増えすぎないようにするためなのでしょうが、受験年齢に厳格な制限があること。何歳まで受けられるかは受験先によって変わりますが、一般論として市町村は20代後半まで、県庁は30過ぎまでというところが多いようです。

 ちなみに公務員試験というのは、基本的には役所ごとに年1回ずつしか実施されないので、チャンスはそう多くありません。意中の県庁や市役所を受験して、「今年もダメだった……」が続く社会人にとっては、ひたひたと迫りくる年齢制限のカウントダウンとの戦いなわけです。(次ページへ続く)






著者プロフィール
大原 瞠(オオハラ ミハル)

 1974年生まれ。兵庫県出身。公務員試験評論家。大学卒業後、塾講師などを経ていくつかの公務員試験に合格。その経歴を生かして、資格試験スクールや大学で多くの学生に公務員試験の受験指導を行った経験を持つ。






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