2社が評価された点は、それぞれ次のとおり。
理念を共有しながら、1人ひとりの強みを発揮
サノフィ・アベンティスは、経営統合の歴史を経て、2006年に現在の会社として発足した背景から、「La Maison(ラ・メゾン―会社が社員の成長とともに発展していく家のような存在でありたい)」という理念のもと、さまざまな背景を持った社員1人ひとりの強みを生かすという視点で人財育成を行ってきた。
経営統合後に、短期間で理念共有や一体感の醸成を行い、また社員1人ひとりの成長を組織の成長につなげてきた事例として、高く評価された。
赤字転落から、モチベーションを上げてV字回復を目指す
日立ソフトウェアエンジニアリングは、2004年度に赤字転落したことを契機に、業績のV字回復を目指し、全社運動として社員のモチベーション向上に取り組んできた。
「仕事を通じた自己実現ができ、社内外から高く評価されるプロフェッショナル人財」の育成を目指し能力開発を行うとともに、「仕事を通じた自己実現のための環境整備」に向けて、トップからの頻繁なメッセージ発信、部署や役職を越えて議論ができる場づくり、事業公募制を通じた社員の意欲向上喚起などによって、活気ある職場づくりを展開してきた。
人材育成の制度は、転職先を決める際に、ポイントとして考慮する人も多いはず。今回の受賞は、その参考になりそうだ。



