少しでも自分をよく見せたい、は企業も同じ
前回の「就活のバカヤロー』から転職を考える」に続く、後編です。まずは、企業の採用ページなどで見かける、魅力的な美辞麗句を見ていきましょう。
- オフィスは東京ミッドタウン(など、人気の場所をアピール)
- △△休暇(ユニークな名称)を導入
- 成長しよう
- △年目で海外赴任をする人も
- アットホームな雰囲気です
- 実力主義の会社です
- 若い環境で働いてみよう
- やりがいのある仕事です
一見すると聞き心地の良いキーワードです。しかし、どうでしょうか。これらはいずれもウソではありませんが、ホントでもない、相当誤解を与えるキーワードです。
たとえば、「△年目で海外赴任をする人も」。 「も」ということは1人でもいれば、ウソではありません。それが社員数1,000人の会社だと、ほとんどの社員には無関係な話です。
しかし、冷静になれない人は「海外赴任もできるのか、それはいいや」と先走ってしまいます。もし、海外赴任の多い会社であれば、「海外赴任者多数」と出すでしょうし、さらに多い会社なら「海外赴任の社員は△割」などと具体的な数字を出すはずです。
これは新卒採用だけでなく転職でも同じです。
考えてみれば、前編に書いた自己PRと同じですね。会社をだますとまでは言いませんが、転職希望者が、少しでも自分をよく見せようとするのは自然な話です。
それは会社側も同じ、この理屈、転職希望者の皆さん、大丈夫ですか?


