このエントリーをはてなブックマークに追加




前回、キャリアコンサルタントのカリスマ、キー・プレイヤーズ代表取締役社長の高野秀敏さんに、人材紹介会社の最近の動向と、基本的なところをうかがいました。今回はもっと掘り下げて、なかなか聞けない、ホントのところを暴露していただきます。【バックナンバーはこちら】



35歳以上だと、100人に1人くらいしか転職できない

石渡 よくいわれる、年齢による、転職限界説についてはいかがでしょうか?

高野 個人差がありますが、一般論としては、年齢が上がれば上がるほど転職は難しくなってきます。30歳だと10人に2~3人、35歳以上だと100人に1人くらいしか転職はできないでしょう。

石渡 結構シビアですね。これから倒産する会社も出てくると思います。倒産した場合、その会社の社員は転職できるでしょうか?

高野 倒産会社の社員に対しては2つ見方があります。1つはネガティブな見方です。「負けグセがついているからやめておきたい」というもの。

石渡 え、でも倒産したかどうかは企業トップの責任で、社員にあるとしても、負けグセがあるかどうかは別の話ではないですか?

高野 その通りです。ポジティブな見方をする求人企業も石渡さんと同じで、「倒産したかどうかは個人に関係ない。優秀な人は優秀であることに変わりないから採用したい」といいますね。人事部や採用担当の役員にそういうカンの働く人がいれば、ポジティブな見方をします。

石渡 ずばりおうかがいしますと、今は転職すべき時期ですか?

高野 これはそれぞれの人が判断するしかありません。景気が悪いから転職しない、これも1つの見方でしょう。逆にあえてリスクを取りに行く、これも1つの見方です。大勢に流されず、判断して欲しいと思います。

職種を変えるなら、人材紹介会社は使うな

石渡 もし、転職するとして人材紹介会社の正しい使い方というものはありますか?

高野 まず、転職を考えるようになったら会社を辞めてしまう、これはお勧めできません。人材紹介会社を使う使わないに関係なく、転職活動は長くなる可能性があります。そのことを考えるとリスクが高すぎます。

石渡 ああ、それはわかります。長くなると、社会から取り残されたような気になりますし、あまり精神衛生上よろしくないですね。

高野 会社と仕事で揉めたり、待遇引き下げなどで、カーッとなって辞めてしまう人が結構多いような気がします。転職活動が長くなる可能性があるので、在職しながらするべきでしょう。

石渡 なるほど。

高野 次に、職種を変える人は人材紹介会社は使わず、自己応募のほうが良い場合が多いですね。

石渡 それはなぜでしょう?


 
1 2
→

INDEX
倒産企業の社員は「負けグセ」で敬遠される? カリスマキャリアコンサルタントに聞く人材紹介会社のウマイ使い方(後編)
35歳以上だと、100人に1人くらいしか転職できない

職種を変えるなら、人材紹介会社は使うな

人材紹介会社のメリット・デメリット

今、募集をかけている企業は、不景気にも強いはず




著者プロフィール
石渡 嶺司(イシワタリ レイジ)

1975年北海道札幌市生まれ。私立北嶺中・高等学校、代々木ゼミナールを経て東洋大学社会学部社会学科に入学。卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務ののち、2003年にライターとして独立。以後、大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。全国の大学を見学して回り、2008年現在、300校を超える。著書は『転職は1億円損をする』『最高学府はバカだらけ』のほかに、『進路図鑑2010 』(光文社ペーパーバックス)などがある。2008年11月に刊行の『就活のバカヤロー』(光文社新書)が10万部を超えたほか、過去の著作はすべて書き下ろし・黒字化していることが自慢。

「ライター石渡嶺司のブログ」

 






スポンサーサイト

年収1000万円へのエグゼクティブ転職
職種
業種
フリーワード

職種
フリーワード

タグクラウド



ページトップへ
ページトップへ