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今回は、フットサル、バスケットボール専門ポータルサイトを運営する武田利也さんのお話です。全国でスポーツ大会を開催し、ネットとリアルを融合したビジネスを展開している武田さん。「現場を任せられる人材」を育成し、事業規模を拡大しています。【バックナンバーはこちら】



年間2,000の大会を自社開催する、スポーツのマーケティング会社を起業

 フットサル、バスケットボール専門ポータルサイトを運営する株式会社スポーツワンの代表、武田利也さん。サッカー・フットサル専門ポータルサイト『FUTONE(フットワン)』、バスケットボール専門ポータルサイト『HOOPONE(フープワン)』を事業の核に、一般のスポーツファンと、メディア、商品、企業をITで融合している。「ウェブサイトや携帯サイトを通じてスポーツ大会情報を公開し、チーム専用ページを無料で提供する等、スポーツファンのコミュニティ作りをしています」

 同社の強みはイベント事業で、年間2,000の大会を自社開催し、24万人が参加している。また、スポーツグッズのネット通販、フットサル教室の運営、スポーツに関する保険の販売なども行う。

 「何でも挑戦してみたい」と、さまざまなスポーツに親しんできた武田さん。起業に興味を持った大学生時代には、「スノーボードを日本に輸入して売ろう」と思ったこともあるという。

 外資系総合商社の営業マン、ITベンチャーを経て、格闘技イベントのプロデュース会社に転職し、スポーツビジネスに携わった。武田さんが入社した1990年代後半、イベントのプロデュース会社は、従業員が7名くらいの小規模企業で、社員は1人でさまざまな業務を担当した。主に、ファンクラブ会報誌の制作、ファン向けイベントの開催、ウェブサイト、携帯サイトの制作・運営など、ファンを増やし、維持する仕事に従事。「僕は、ITでコストをかけず、ファンの維持することが大切だと思っていました。以前は紙媒体の会報誌しかなかったのですが、ウェブサイト、携帯サイトなど、ITにシフトしていきました」

会社の仕事と平行して、フットサル大会の運営を手がける

 同じ頃、武田さんは友人に誘われ、まだ世間的に有名でなかった競技、フットサルを始めた。フットサルは1チーム5名、試合ルールも簡単で、サッカーに似た競技。友人達と試合をして遊んでいたが、「多くのチームを集めて、リーグ戦をしよう」と希望が出た。

 「当時、フットサルをやっている人はあまりいなかったけれど、サッカーをやりたい人に声をかけ、フットサル・コートで知り合ったチーム等、仲間を増やしていきました」  

 その後、武田さんは格闘技イベントのプロデュース会社勤務と並行し、フットサル大会の運営に奮闘することになる。


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INDEX
趣味のフットサルがきっかけで起業! 高齢化社会で「健康」をプロデュースするビジネスとは?
年間2,000の大会を自社開催する、スポーツのマーケティング会社を起業

会社の仕事と平行して、フットサル大会の運営を手がける

フットサル戦への参加チームが増加、運営会社を設立

本気で事業に専念すると、業績が上がった

他のスポーツやスクールなど、事業を拡大

ファンを増やす秘訣は「同じレベルの人を組ませること」

「現場を任せられる人材」の育成

ITを活用し、楽しく健康になる機会を提供したい




著者プロフィール
滝岡 幸子(タキオカ サチコ)

経営コンサルタント・中小企業診断士、有限会社ポテンシャル 代表取締役、『ひとり起業塾』主宰。
大手外資系コンサルティング会社を経て独立。中小企業向けの経営コンサルティング業務を中心に、新規事業開発、企業研修、講演、各種メディアでの執筆連載など多方面で活躍中。小資本、低リスクで身軽に起業するノウハウを伝える「ひとり起業塾」を主宰。著書に『図解 ひとりではじめる起業・独立』(翔泳社)、『はじめよう!移動販売』(同文舘出版)がある。






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