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 今回はいよいよ、本題の「ワーク・ライフ・バランス」がテーマです。仕事とプライベートの時間配分だけでなく、自分の持つ役割、将来のイメージ、「自分のための時間」と「他人のための時間」など、さまざまな人生のバランスを考え、自分でコントロールしていくことが大切です。【バックナンバーはこちら】



ワーク・ライフ・バランスで誤解してはいけないこと

 「仕事と生活の調和」を目指すワーク・ライフ・バランスが、最近注目されています。より柔軟な働き方ができる環境の整備など、国や企業もさまざまな取り組みを行っているようです。

 仕事以外の時間も充実した生活を送ることは、心のバランスを保つためにも不可欠。ビジネスパーソンの皆さんが自分のワーク・ライフ・バランスを意識するのは、とても素晴らしいことだと思います。

 ただ、1つ誤解してはいけないのは、必ずしも「仕事ひとすじ」がいけないとは限らないということです。仕事とプライベートの最適なバランスは、人それぞれ。会社や国が決められるものでもありません。それが5:5の人もいれば、7:3の人もいます。中には「9割仕事がいい」という人だっているかもしれません。

 もっとも重要なのは、自分にとっての最適なバランスを自分で理解し、自分でコントロールしていくこと。そして、単に仕事とプライベートの時間配分ということだけではなく、さまざまな人生のバランスを考えることが必要です。

自分の1日の時間を円グラフで把握する

 まず、自分の現状の仕事とプライベートのバランスを把握するために、平日の1日をざっと円グラフで描いてみましょう。小学生のとき夏休み前に作った「1日の時間の使い方」のようなイメージです。意外とこれだけでも、仕事とプライベートのバランスを見直すきっかけになるものです。「仕事が忙しすぎてプライベートの時間が足りない」と思っていても、あらためて1日を視覚化してみると自由に使える時間が結構あり、たとえばそれをテレビやネット閲覧で「なんとなく」つぶしていたことに気づくかもしれません。


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INDEX
「時間がない!」ストレスから自分を解放 タイムマネジメントでワーク・ライフ・バランスを考える
ワーク・ライフ・バランスで誤解してはいけないこと

自分の1日の時間を円グラフで把握する

「仕事とプライベート」のバランスを知る

「役割のバランス」も意識しよう

「自分のための時間」と「人のための時間」のバランス





著者プロフィール
田中 ウルヴェ 京(タナカ ウルヴェ ミヤコ)

1967年東京生まれ。聖心女子高等学校を経て、日本大学在学中の1988年にソウルオリンピックのシンクロ・デュエットで銅メダル獲得。91年より渡米、米国カリフォルニア州セントメリーズ大学大学院健康・体育・リクリエーション学部修士課程修了。99年からは米国アーゴジー心理専門大学院にて、認知行動療法、スポーツカウンセリングを学び、2000年米国サンディエゴ大学院にて、パフォーマンスエンハンスメント、アスレティックリタイヤメントを学んだ。89~99年日本ナショナルチームコーチ、アメリカ五輪ヘッドコーチアシスタント、フランスナショナルチーム招待コーチなどを歴任。

現在、日本大学医学部兼任講師、筑波大学体育専門学群非常勤講師、日本オリンピック委員会(JOC)情報医科学専門委員会科学サポート部会メンバー、国際水泳連盟(FINA)アスリート委員、日本スポーツ精神医学会評議委員、笹川スポーツ財団評議委員、文部科学省独立行政法人日本スポーツ振興センター評価委員、経済産業省「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」委員、日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士補。

2001年起業。㈱MJコンテス取締役として、6事業部、社員20余名の経営に携わるかたわら、プロスポーツ、オリンピック選手から一般まで広くメンタルトレーニングやキャリアプランニングを指導。企業研修、講演は年間200を数える。著書・訳書多数。近著は、アマゾンベストセラー2位を記録した『「1日30秒」でできる 新しい自分の作り方』(フォレスト出版)。

夫はフランス人。2児の母でもある。






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