米Amazon.com傘下の米Amazon Web Servicesが、単純作業の受発注を仲介するサービス「Amazon Mechanical Turk」をアップグレード。作業依頼の新しい管理画面とテンプレートの提供を開始した。今回の改善により、ソフトウエアの開発技術を持たない企業も簡単に外注できるようになる。
「Amazon Mechanical Turk」は、コンピュータより人間の方が得意な、しかし単純な作業をWebサイトに掲載し、依頼者と実行者を仲介するサービス。アマゾンではこれらの作業をHIT(HIT:Human Intelligence Task)と呼んでいる。
「人間がコンピュータを扱うのとは逆に、コンピュータが人間にリクエストを出し、結果を受け取るという逆説的な発想」で生まれたこのサービスでは、過去の報道によれば、例えば次のような仕事がやりとりされる。多くの場合、報酬は数セントだ。
・左を向いた羊の絵を描けば。2セント
・5分間のムービーを作る仕事。3日間で10ドル
・iPodに録音した音声を文章に書き起こす
・大量の画像から、テーマに沿ったものを選定
ちなみに、メカニカルタークとは、18世紀にハンガリーで発明されたチェス対戦ロボットの名。無敵ロボとして有名だったが、実際には機械の中にチェスの名人が隠れていた、というエピソードだ。
【参考】
→ アマゾンの異色サービス「Mechanical Turk」
→ プレスリリース(Amazon Mechanical Turk Launches New Web-Based Tools That Bring the Power of an On-Demand Workforce to Businesses Worldwide)


