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 今回は、足専門のセラピスト、野口貴子さんのお話です。20代の頃から「足のむくみ」に悩み、マッサージ通いを続けた野口さん。33歳のときに会社を辞めてスクールに入学し、自身の悩みだった「足」について学び始めました。【バックナンバーはこちら】



足の悩みを抱える女性が殺到! 足専門サロン「リセット」

 足専門サロン「リセット」の野口貴子さんは、アロママッサージによる足のむくみの解消、靴選びや正しい歩き方のアドバイスなど、「自然療法フットケア」を行うセラピスト。30代前半に「少し休息しよう」と会社を辞めた矢先、自分がもともと抱える足の悩みを解決するために入ったスクールで、天職に出会った。

 足の悩みは、「足」「靴」「歩き方」という要素が絡み合って起こる。コンクリートの上をハイヒールで歩くワーキングウーマンの足には、ただ歩くだけで、相当な負担がかかっている。ハイヒールを履くと、前のめりで歩くので太ももが張り、ヒールが左右にグラグラ横揺れするので、ふくらはぎの横に筋肉がついてしまうのだ。また、歩き方が悪いと、ふくらはぎの筋肉が硬くなって血流が悪くなり、足がむくんでしまう。

 サロンを訪れる大半は30~40代の女性、足の悩みを抱える女性が遠方からも数多く来店する。「どのような靴を履いても合わない」という悩みを抱えた人も駆け込んでくるそうだ。

 「私のミッションは、1人でも多くの人に、足のコンディションが悪くなった原因を伝え、つらさを軽減することだと思っています。うちのサロンでは“癒し”でなく、“悩みの解決”を目指しています。たとえば、同じ場所にできるタコや魚の目を毎回削っても、根本的な解決にはなりません。『なぜ、その場所にタコができるのか』という原因を解明し、その原因を取り除くことで、タコができないようにしたいのです」

起業のきっかけになったのは、長年抱えていた「足の悩み」

 「OL時代から、夕方になると足がパンパンにむくんでいました」そう語るように、野口さんは20代の頃から、「足のむくみ」に悩んでいた。

 大学時代から愛用していたのは、高さ8センチのハイヒール。「足が太かったので、ハイヒールで足を細く見せたいと思っていたんです。噂では、ヒールを履けば足首が細くなると聞いたのですが、逆に太くなっていきました…。外反母趾になりながらも、足の痛みを我慢できたのは若かったからですね」

 大学卒業後、大阪にある商社に就職し、会長秘書になった。オシャレ好きな野口さんには、やはりハイヒールは欠かせない。「夕方になると、足がパンパンにむくんでいました。OL時代から、足のつらさは本当にたいへんでした」(次ページへ続く)





著者プロフィール
滝岡 幸子(タキオカ サチコ)

経営コンサルタント・中小企業診断士、有限会社ポテンシャル 代表取締役、『ひとり起業塾』主宰。
大手外資系コンサルティング会社を経て独立。中小企業向けの経営コンサルティング業務を中心に、新規事業開発、企業研修、講演、各種メディアでの執筆連載など多方面で活躍中。小資本、低リスクで身軽に起業するノウハウを伝える「ひとり起業塾」を主宰。著書に『図解 ひとりではじめる起業・独立』(翔泳社)、『はじめよう!移動販売』(同文舘出版)がある。






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