相手の視線を釘付けにするテクニック
前回までのコラムでは、扉のノックは、トン・トン・トン~と軽やかに3回優しくノックし、面接官に<スマイルアイコンタクト>をしながら、感じよく入室しましょう。そして、話す時は口元をキュッと口角アップし、感じの良い表情とで艶のある声で入室時から思いっきりPRしましょう、とお伝えしました。
さて今回は、相手に「この人デキる!」と思わせる立ち居振る舞いについて、印象力UPのインプレッショントレーニング(R)を交えてお伝えします。
日頃の立ち方、歩き方、お辞儀の仕方、座り方、書類の渡し方などについて、これでよかったのかな? と自分に問いかけて、ぜひ鏡の前で実際にやってみてください。
新入社員をたった1日で変えた、驚きのインプレッショントレーニング

面接官をしていると、驚くような立ち居振る舞いを目にすることが多々あります。
たとえば、ある会社の新人研修に出かけたときのことです。研修は13時からを予定していましたが、1人の女性新入社員が「13時半からと聞いていましたので、13時半からにしてください、お昼ご飯を食べてないので!」と、人事担当の方に訴えていました。
困惑してしまった人事担当者の方に、私は「13時半からでも大丈夫ですよ」と、開始時間が30分遅れても問題ないことを伝え、しばらくその新入社員さんを観察することにしました。
すると、目の前でお弁当を広げて食べ始めたのはまだ良いのですが、机の下の脚が大きく開いていて、30分間ずっと下着が見えっぱなしだったのです。そのうえ食事をしながら、携帯電話のゲームを、音を立てたままで始めました。信じられない光景でしたが、入社前研修、第1日目に起きた本当の出来事です。
彼女は、就職活動をして採用された新入社員です。彼女も、面接に合格したわけです。これまでの経緯を見ると、納得できませんよね。きっと面接では、ポテンシャルを感じるような印象を与えられたのでしょう。
しかし、私のインプレショントレーニング(R)では、このままというわけにはいきません。彼女は、驚くべき変化を遂げました。たった1日で、別人のように上品な女性になったのです。ではこれから、新人研修で指導させていただいたポイントを紹介していきましょう。(次ページへ続く)


