前回は、「面接官の視線を釘付けにするテクニック」のうち、立ち姿、歩き方、お辞儀についてポイントをお伝えしました。今回は、座り方、ビジネスマナーについてお届けします。
「視線を引きつける印象的な座り方」を作る7つのポイント
座り方の所作について、男女で細かい点が異なります。以前のインタビューでもお伝えした、「男性は直線的に、女性はくるくる回転すると美しく見える」というテクニックがかかわってくるのです。具体的にポイントを見ていきましょう。
- 椅子とひざの後ろの間隔を15cmから20cmくらい空け、まっすぐ正面を向いて立つ。
- 座る時には、利き足を椅子の方に引く。足を引くと同時に、正面から見てボディラインが美しく見えるようにウエストを回しながら、さらに顔はアゴを引き気味で、椅子の位置を確認する。
男性の場合は、足は動かさずに、面接官を見つめて前を見たまま、腰を曲げずに垂直にスッと座る。 - 座る時にはその反転させたからだを、足の屈伸を上手に使いながら座る。背筋を伸ばしたまま猫背にならないように、キレよく戻しながら正面を向いて座ること。
- 椅子の下に入っている利き足を、もう片方の足の位置までそっと前に出して揃える。
- お尻を置く位置は椅子の4分の3くらいの深さの所にし、背もたれにもたれないこと。長時間着席の場合には深く座っても構わないが、背もたれにもたれかからず、こぶし1つ程あけて、常に緊張感をもたせる。
- 着席中は胸を張り、おへそを面接官の顔の辺りに引き上げるような気持ちで姿勢を整える。
- 女性は両膝をきちんとつけ、両手は膝の上で軽く重ねるときれいに見える。
男性は両膝はこぶし1つ入る程度に開き、両手は膝の上で軽く握ると男性らしい品が感じられる。
「健康的で機敏な印象を与える立ち方」を作る3つのポイント
次に、椅子から立ち上がる時のポイントです。
- 立つときには、足を椅子の下の方まで、スッと引き、前に出ている足の方へからだの重心を移動するような感じで立ち上がる。
男性の場合は、足は動かさずに、面接官を見つめて前を見たまま、腰を曲げずに垂直にスッと立ち上がる。 - 立ち上がった後、後ろ足を前足の位置までそっと合わせる。この時、両足の膝を常に閉じた状態で、すべての動作を行うことが、足を細く見せるポイント。
- 座る時と同様に、背筋は曲げずにまっすぐのままで、上下の直線の動きを意識する。
男女問わず、立ち上がる瞬間に椅子に手が触れてしまうと、印象力がややダウンします。足腰の力だけで立ち上がれるようになりましょう。健康的で、機敏な行動ができる人だな、という印象を与えます。(次ページへ続く)




