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 前編を読んで、「女性社員はめんどくさい」と思った男性社員の皆さま、後編では具体的な対処法をお届けします。前川さんにフォローしてもらって、浮かれている女性社員の皆さま、自分たちにも反省すべき点がありますので、肝に銘じましょう。【バックナンバーはこちら】



女性社員がムカっとくるのは、鈍感なところ

石渡 前川さんの本を読んでいて、男性社員は女性社員のことをわかっていない、と思いました。女性社員は男性のどんなところにムカっと来るのでしょうか?

前川 鈍感なところでしょう。実は女性社員は不満が爆発する前も、はっきりとではありませんが、サインを出していることがあります。

 たとえば、「××さんの△△でみんな困っているんです」と相談することがあります。この場合、「みんな」とは相談してきた女性社員1人のことだったりします。

 それから午前中の半休や生理休暇もそうですね。「ちょっと調子が悪くて」と言ってきますが、これもサインの1つです。

石渡 もし私が管理職としてそう言われたら、「それはたいへんだ、病院にきちんと行った方がいいよ」など、結構うるさく世話を焼きそうです。

前川 それこそが男性側の勘違いであり、鈍感なところです。こういうときは別にあれこれ世話をして欲しいわけではありません。「ああわかった、お大事に」程度で十分。ただ、仕事のことか、プライベートか、悩みを抱えている可能性が高いです。もし、管理職のポジションにある場合は注意深く観察する必要があるでしょう。

女性社員からの相談は「聞いて欲しい願望」かも

石渡 女性社員の相談も注意が必要、とありましたが。

前川 男性社員の場合の相談は額面通りに受け取ってもいいでしょう。しかし、女性社員の場合、「聞いて欲しい願望」があります。ここを間違えるとまずいですね。

石渡 仕事の相談ですから、私が部下の側ならアドバイスを欲しがりますし、上司の側ならアドバイスをしよう、と思います。それが女性社員だと違う、ということですか?

前川 ええ。女性社員の相談の場合、多くはアドバイスよりも話を聞いて欲しいだけ。状況や気持ちを理解して欲しいのです。それが「聞いて欲しい願望」です。アドバイスしようと話をしても、「結局私の話なんか聞いてくれない」と心が離れてしまう可能性があります。話を聞く場合は5つポイントがあります。(次ページへ続く)

女性社員の話の聞き方5か条

  1. 自分が話をするのではなく、女性社員に思う存分、話をさせる
  2. 肯定的な相づちを打つ
  3. 仕事の片手間に話をしない
  4. 「事実」ではなく「感情」を意識し、共感の気持ちをもつ
  5. 無理やり落としどころを見つけない

『女性社員のトリセツ』76ページより抜粋


 
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INDEX
暴走する女性社員の知られざるホンネ(後編)
女性社員がムカっとくるのは、鈍感なところ

女性社員からの相談は「聞いて欲しい願望」かも

女性社員は、「なぜわからないの?」と思わず自ら伝えて




著者プロフィール
石渡 嶺司(イシワタリ レイジ)

1975年北海道札幌市生まれ。私立北嶺中・高等学校、代々木ゼミナールを経て東洋大学社会学部社会学科に入学。卒業後、派遣社員、無職、編集プロダクション勤務ののち、2003年にライターとして独立。以後、大学・教育問題や学生の就職活動などを中心に評論・執筆活動を行う。全国の大学を見学して回り、2008年現在、300校を超える。著書は『転職は1億円損をする』『最高学府はバカだらけ』のほかに、『進路図鑑2010 』(光文社ペーパーバックス)などがある。2008年11月に刊行の『就活のバカヤロー』(光文社新書)が10万部を超えたほか、過去の著作はすべて書き下ろし・黒字化していることが自慢。

「ライター石渡嶺司のブログ」

 






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