「転活パーティ」には転職エージェント、企業の採用担当者、転職活動者、キャリアアップのための情報交換を求める人たちが集まり、アルコール片手に情報交換に勤しむ姿が見られた。

参加者のうち、ある採用担当者(大手外資系IT企業)に話を聞くと、「今日は情報交換のために参加した。年収2,000万~3,000万円クラスの人材を探している。転職サイトやエージェントを利用してきたが、成果がコストに見合わないところに不満を感じていた。『BizReach』は、求人情報を掲載するコストがかからず魅力的だが、このビジネスモデルが成功するかは未知数だと感じている」と述べた。

一方、転職活動中の男性(40代前半)は、「年齢が年齢なので、起業も視野に入れながら、年収1,000万円以上の条件で探している。『BizReach』が有料であることはとくに気にならず、優良な情報を提供しているかどうかのほうが重要だ。現在の経済状況は、自分にとってはとくに逆境ではない」と語った。
「BizReach」の大きな特徴は、次の3点の条件を設定したことだ。
- 利用企業(ヘッドハンターと企業の人事担当者)を年収1,000万円以上の人材を探す企業に限定
- サイトに掲載する求人情報を年収1,000万円以上に限定
- 会員を年収1,000万円以上のレベルのビジネスパーソン(直近の年収が750万円以上)に限定
さらに、求人情報を探す「応募者」は、「無料会員」と「プレミアム会員」にわけられ、プレミアム会員は月額4,980円を支払う有料制。「求人に応募する」「ヘッドハンターにコンタクトする」など、プレミアム会員にならないと利用できないサービスがある。従来とは異なり、求人情報を掲載する企業・エージェントには掲載料がかからない仕組みだ。

ビズリーチの代表取締役である、南壮一郎氏は、モルガン・スタンレー出身。自ら転職活動をした際に、個人の情報収集に限界があることを実感。全米No.1のエグゼクティブ向け有料会員制求人サイト「The Ladders」を参考にし、「BizReach」を立ち上げた。
南氏は、「経済状況の影響を受け、現在の登録者は金融関係が多いが、今後はさまざまな分野に広がっていくはず。『BizReach』を通じて日本を元気にしたい」と抱負を語った。



