あなたは「イライラ型」? それとも「オドオド型」?
今回は、ちょっとしたテストからはじめたいと思います。
地下鉄に乗ってお客様との大事な打ち合わせに向かっていたところ、突然電車が止まってしまいました。「緊急停車です。少々お待ちください」という車内アナウンスが流れるだけで、5分経過しても一向に動き出しません。携帯電話の圏外エリアなので、先方に連絡することもできない状態です。こんなとき、あなたが心の中でつぶやく言葉は何でしょうか? 以下の2つのうち近いものを選んでください。

ハイ、いかがでしょうか。これで何がわかるのかというと、「自分は、あるストレス状況に対して、どんなストレスの反応をしめすか」というおおよその傾向です。Aと答えた方のストレスパターンは「イライラ型」。そして、Bの方は「オドオド型」。
通常、研修で実際に行うストレスパターンテストでは、6種類のパターンに分けていくのですが、このイライラとオドオドは、対極にあるパターンなので、グループを大別するときには、この質問をしたりします。ちなみに、講演や研修でこの質問をすると、だいたい6対4くらいの比率でイライラ型とオドオド型に分かれるようですね。
イライラ型は、思いどおりにいかないとカッとなったり、焦ってイライラすることでストレスをためやすいタイプです。自分を過信する傾向があり、人間関係では他人から理解されないときや他人が思うように動いてくれないときに強いストレスを感じます。そんなイライラ型の人に多く見られるのが、何事も「こうあるべき」「こうすべき」という「べき思考」。この自分にとってのあるべき姿と現実とのギャップがストレスを生むのです。
オドオド型の特徴は、傷つきやすく、自分に自信が持てないこと。会社で上司や先輩から叱られると、自分の存在自体を否定されたかのように深く落ち込んでしまい、ストレスをためこんでいきます。オドオド型の人が抱えるストレス原因の多くは、「どうせ自分は」「どうせうまくいかない」といった後ろ向きの「どうせ思考」や、些細なことを大げさに考えてしまう「過大評価」、逆に自分を低く評価し過ぎる「過小評価」にあります。



