人事のプロが教える「デキる人」の定義
皆さん、はじめまして! 人事・組織コンサルタントの常見陽平(つねみようへい)と申します。今回からこのコーナーを担当することになりました。簡単に自己紹介をしますと、リクルートの転職雑誌(当時)「とらばーゆ」の商品企画・営業企画を担当し、バンダイの人事部で新卒採用を経験、合計すると4社9事業10職種経験している多職人間です。よろしくお願いします。
第1回目の今回は、どこの会社も欲しがる「デキる人」について考えてみたいと思います。
多くの人が、デキない人よりはデキる人になりたい、という願望を持っていると思います。しかし、「デキる」の定義はというと、実はあいまいなものなのではないでしょうか。仮にあったとしても相対的であったり、業種・職種や企業によっても異なる場合もあります。
しかし、こうした点を踏まえても、デキる人(だと私が思った人)たちが、共通して持っている要素がありました。それは、成長し続け、結果を出し続けるということです。
変化し続け、数字で結果を示せば、誰から見ても「デキる人」
リクルート時代、人事部出身の大先輩に「デキるヤツは、どこに行っても、何やらせても優秀なんだよ!」と言われたことがあります。その後、さまざまな 「デキる人」とお会いしましたが、確かにその通りでした。成長を続けることで、新しい分野にも適応し続け、きちんと結果を出していくのです。
成長し続けると、昨日より今日、今日よりは明日、わずかであっても新しく、大きな仕事に取り組むことを意味します。すると、毎日できることが増え、広がっていきますから、デキる人であり続けることができます。どんなに変化の激しい時代であっても、彼らから仕事はなくなりません。
そして、ビジネスの世界での評価は、仕事で出した「結果」によってなされます。評価する側、つまり経営層から見れば、目に見える結果は「信頼」となります。つまり「この人に任せておけば安心だ」と、信頼を得るための「材料」となるわけです。
ビジネスにおいて、もっとも身近で便利な共通言語は「数字」です。具体的な数字で結果を示せば、誰にでも理解されます。普段の仕事でも、ちゃんと結果が「数字」や「事実」ベースで残る進め方にこだわりたいところです。
それでは、「成長し続け、結果を出し続けるデキる人」になるには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。(次ページへ続く)



