5月1日現在の内々定の有無について調べたところ、「内々定を得ている」と回答した学生は全体の49.5%で、2004年以来5年ぶりに50 %を割り込んだ。1人あたりの内々定社数は1.7社で、前年より0.4社少ない。
「不況に強い」といわれる理系学生でも、男女ともに前年を15ポイント下回った。これは文系と同水準で、2005年以降最低値である。
地域別に見ると、内々定率がもっとも高かったのは「関東」で54.9%、内々定率が低かったのは「北海道」36.6%で、その差は18.3ポイント。前年よりも4.5ポイント差が開き、地域間の格差はより顕著になっっていることが読み取れる。
調査元では「企業の採用抑制傾向が強いことに加え、“買い手市場”を背景に厳選採用が徹底されたため、選考が長期化するなど、内々定が得づらい状況にあるようだ」と分析している。
本調査は、2010年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)を対象に、2009年5月1日~10日に実施した。回答数は1,036人(文系男子363人、文系女子269人、理系男子297人、理系女子107人)であった。



