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幸せそうにしているだけで妬みっぽい人は怒ってしまうもの…出世や結婚、人生に幸せはたくさんありますが、しっかり押し殺すことが重要なのです!



ポジティブな気持ちは表現するべきか?隠し通すべきか?

 ポジティブな気持ちを表すのが苦手な人、いますよね。ちょっと照れくさいと考えていらっしゃるのでしょうけれど、たとえば恋愛というシーンにおいて、「好きだ」という気持ちをあえて隠すのはあまり得策とはいえません。わたしも若いころは、

「ねえ、私のことどう思ってるの?」
「アホか…嫌いだったらいっしょにいるわけなかろうが…なんでそんな当たり前のことを聞くんだか!」
「アホとは何よ!」(そして翌日も同じ質問→同じ答えの無間地獄…)

 などというやりとりなどをしていました。
今考えてみれば、普通に「大好きだよ」と言っていればいい、というか、聞かれる前に適当に「大好き」とか言っておけばしょうもない質問がくるのを回避できたはずなのですよ…

 それはともかく、上の例は、「ポジティブな気持ちはどんどん表に出した方がよい」と言える例ですが、逆に「ポジティブな気持ちを隠し通した方がいい」というシーンが世の中にはたくさんある、というか、むしろその方が多いので、特にポジティブ思考を全面的に出すのがお好きな方であるとか、天真爛漫な方は、以下の記事を参考にしていただければ幸いです。

残念ながら、幸せそうにしていると妬まれ攻撃される

 今回提案させていただく「幸せそうにしない」というテクニック、非常に理不尽かつ後ろ向きなテクニックに思えます。しかし、この連載で何度も述べている通り、世の中は嫉妬に満ちており、首尾よく幸せをつかんだ人も、濃密な嫉妬の海を軽やかに泳ぐ術を体得していないと、いつしか溺れてしまいます。場合によっては嫉妬する側に回ることすらあるというのが真実なので、念のため体得しておくに越したことはありません。

 実際、「人を妬む暇があったら、自分を磨いてその人を超えるべき」というのは、よほど変わった人でなければ了解済みのはずです。なのに、それを実行するのは案外難しいのです。そして、その「楽しいことしやがって」という嫉妬に自分が蝕まれていることに気づくためには、高度な思考力や理性が必要になるのです。

 実例として、未成年の飲酒・喫煙について考えてみましょう。

 よく、未成年のタレントが飲酒・喫煙して謹慎処分になったりしていますが、不思議なのは、謹慎すべきなのは、タレントのマネージャーだったり、お酒を出した店だったりするべきなのに、なぜかタレント本人が謹慎していることです。

 などと書くと、「何が不思議なの?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、冷静に考えてみると、未成年の飲酒や喫煙がダメだ、というのは、体が成長過程にあるときに毒である、また、判断力が未熟なので、自分の体にもたらされる不健康と快楽を正確に測ることができない、という理由によるものです。なので、未成年が飲酒したり喫煙したりというのは、「未成年のためによくない」という話であり、事実、罰せられるのは、判断力が未発達な未成年にお酒やタバコを提供した方なのに、提供された方が「毒を盛られてかわいそう」と同情されるどころか、むしろひどく罰されています。

 これはつまり、「若いのに楽しいことをするな」という社会的圧力で、嫉妬が世論化されているとしか考えられません。

 このように、嫉妬というのは本来は不当な感情でありながら、大手を振って世間を歩いている感情であり、その嫉妬に対して真正面から反論しても勝てる見込みはありません。嫉妬に対して、それを嫉妬であると指摘して反論するのはモグラたたきに近く、一つの嫉妬が表出されることを禁じられても、また新たな嫉妬がひょっこり姿を現すだけにすぎません。嫉妬に身を任せてしまった人間は、自分の損得勘定さえできなくなった状態であり、幸せになることはもうないわけですから、嫉妬を別の方法で表す方法を考え直すだけで、嫉妬するのをやめられないからです。

 また、嫉妬に囚われた人は、普通に幸せにしている人を見ても、「周囲への配慮がない」とか「調子に乗っている」などの論理のすり替えを行い、攻撃を加えてくるので、「ありのままの自分」を見せない方が得策なのです。

 出世したり、女にモテたり、休みを取って海外旅行に行ったり…幸せのあるところに妬みあり…ということで、幸せなことがあったときに、どうやって楽しさを押し殺して妬みを買わないかについてのテクニックを紹介させていただきますので、いいことがあったら適宜ご利用くださいませ。 


 
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INDEX
「幸せそうにしない」というテクニック
ポジティブな気持ちは表現するべきか?隠し通すべきか?

残念ながら、幸せそうにしていると妬まれ攻撃される

(1)そもそも知らせない

(2)「実は幸せでもないんだよ」

(3)「責任の重さを痛感しています」

(4)幸せを分かち合うのではなく、具体的な方法を分かち合う




著者プロフィール
ココロ社(ココロシャ)

大阪府出身。東京大学文学部を卒業後、ゲームのプランナーを経て、現在は平凡なサラリーマン。商品企画、広告、ソフトウェア開発などを中途半端に経験する。その傍らでブログ「ココロ社」を運営。昆虫写真は「気持ち悪い」と不評だが、youtubeのオリジナル動画が海外のニュースサイトなどで注目を浴び、また、ネットでの複雑な人間関係を解きほぐす記事などが好評で、各種の賞を受賞する。






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