面接官がごまかしているときに出てくる3つの兆候

そもそも、面接官は「嘘」をつくのか、ご自身の経験も含めて振り返ってもらったところ、面接官が悪意のある嘘をつくことは少ないことを指摘された。
「自分自身も面接官として『嘘』はついたことはないと思います。ただ、いい人を採用したいという気持ちから、当然、『会社のいいところを強調しよう』と思ったり、都合の悪いことは『ごまかそう』という気持ちは生じることがあります」
著書『反対尋問の手法に学ぶ嘘を見破る質問力』には、嘘をつくと身体的な兆候として
- 目の動きに落ちつきがない
- 指先の震えや貧乏ゆすり
- 手の動きが大きくなる
- 話し方が単調になる・早口になる
- 聞かれてもいないことを話す
などが挙げられている。面接官も「ごまかそうと思っている」と、このような兆候が見られるのだろうか。
「話し方に特徴が出てきます。『あいまいな話し方』になります。さらに『規定上では~』といったように、『条件つき』で述べたり、『その(質問のことを知っている)部署の人間ではない』といった、『知らないふり』をしたりします。加えてとくに男性では、目を見てウソをつける人はあまりいませんね」
これだけはという質問は、スパッと聞いてしまえ!
つまり、身体的な兆候に加えてその3つの話し方が出たら、嘘ではないが、面接官が言いづらいことを抱えていると思ったほうがいい、ということである。面接官が返事に困るような質問は、控えたほうがいいのだろうか。
「あらかじめ質問事項を決めておいて、潔くスパッと聞いてしまうのがいいでしょう。印象が悪くなるのを恐れる人がいますが、積極性のアピールも兼ねて、質問はしたほうがいいですね。その質問がうまくはまれば、面接官も『よくぞ、聞いてくれた』という風に身を乗り出してくるはずです。逆に、先に挙げたような話し方になったら、『言いにくい事情があるんだな』と判断できますしね」(次ページへ続く)



