まだまだあるよ ユニークな社員研修
今回は過去2回の掲載に対する質問、疑問などを元に進めることにします。前回の記事で各社の研修を紹介したところ、「もっとユニークな研修を行っている会社はないのか?」という質問をいただきました。前回は大企業のマジメな研修ばかりでしたので、今回はちょっと変り種を紹介しましょう。
筆者も絶句の「自衛隊研修」 スパルタです
80年代~90年代中盤まで各社で流行っていたユニーク研修といえば、「自衛隊研修」です。ユニークというよりは、スパルタ研修と言ったほうがよろしいでしょうか。自衛隊に体験入隊し、心と身体を鍛えなおすというものです。現場の写真を見せてもらい、絶句したことがあります。
日清食品の「野外キャンプ」 食料はカップヌードル?
スパルタといえば、現在行われているかどうかは不明なのですが、日清食品さんは管理職向けに野外キャンプで生活する研修を実施していたことがありました。数年前には新卒採用のホームページでも取り上げられ、学生の間でも話題となりました。雨が降る中、テントで生活。しっかり、日清食品の製品が写真に写っていて「ちゃんと食べているんだ…」と妙に感動したことを覚えています。
バンダイの「アドベンチャー研修」 空中ブランコもあり
私が在籍していたバンダイでは、アドベンチャー研修というものがありました。これは新入社員や中途入社社員を対象としたもので、神奈川県の足柄にある、アスレチック施設で2泊3日間、ガチンコアスレチックをするというもの。
ヘルメットをかぶり、命綱をつけて、大きな高い梯子を上ったり、地上6メートルの高さの柱に立ち、空中ブランコに飛びついたり、4メートルの壁をみんなで協力して上ったり・・・。チームで協力し合い、頭と体と心を総動員する研修でした。夜になると、過去の体験も踏まえた振り返り会が行われ、自分自身と向き合うこともできました。
トランスコスモスの「カレー作り研修」 まじめにやることが大事です
その他、トランスコスモスでは、みんなでカレーを作る研修を実施しています。単に作るのではなく、みんなで話し合い、役割分担や振り返りをして、まじめに取り組むことがポイントです。
ユニークな研修は「商品」 会社が買ってくれれば受けられる
さて、そもそも研修の仕組みをお話ししますと、自社で独自の研修を開発しているケースもありますが、多くの場合は、なんらかの形で外部の研修会社がサポートしています。つまり、各研修会社が独自の商品を持っており、それを各社に提供しているのです。そのため、あまり表には出て来ませんが、実際にはユニーク研修が導入されている企業は、企業規模や歴史にかかわらず存在します。
たとえば、航空会社系の研修会社は、客室乗務員から直接マナーを学べる研修を提供しています。その他、みんなで即興演劇をすることにより、感性とチームワークを高める研修を提供している会社、日本武道を取り入れた研修を提供している会社などもあります。ひょっとすると、皆さんの会社でも、ユニーク研修を受ける機会はあるかもしれませんね。(次ページへ続く)



