2009年上半期の印刷業者の倒産は89件(前期84件、前年同期55件)で、前期比は6.0%の増加、前年同期比も61.8%の大幅増加となり、2001年以降で最多となった。 販売不振や売掛金回収難などを要因とする、いわゆる「不況型倒産」は83.1%で8割を超えた。
会社規模を見ると、負債額では1億円未満が約6割、資本金では、1000万円未満が4割強、従業員数別では、「10人未満」が7割強ともっとも多く、中小・零細企業が影響を受けていることがうかがえる。
調査元では、「不動産を中心に広告費が削減されチラシ印刷の受注が減少している上、雑誌の休刊が相次ぐなど、印刷業者にとっては厳しい経営環境が続く。昨年の紙値上げも収益環境に大きな影響を与えており、印刷業者の倒産は、今後も高水準で推移する見通しである」と分析している。



