質の高い朝の時間、目的を持って「投資」しよう

意識の高いビジネスパーソンの間でブームになりつつある朝活(朝を活用した活動)をテーマに取り上げてきました。今回は、朝活を成功させるためのポイントについて考えてみたいと思います。
まず、「時間の投資計画」という考え方を紹介します。1日1時間早起きすると、1年間で365時間、新しい時間が生まれます。朝は静かですし、誰にも邪魔されないので、昼や夜の時間の2倍~3倍効率が良いでしょう。やや極端かもしれませんが、実に年間約1,000時間分に匹敵すると言ってもよいかと思います。
ここで大切になってくるのが、その時間をどう投資するかということです。これだけまとまった時間があると、使い道を計画することが必要になるのです。あなたなら、どう振り分けますか? たとえば、TOEICのスコアを100点アップしたいから英語の勉強に100時間投入しよう、100時間を読書に投資して1冊2時間として50冊確実に読もう、ダイエットのために100時間走ろう、など大胆な投資が可能となります。ワクワクしますね。
「時間の投資」と言えば、私の高校時代の先輩のことが思い出されます。軽音の先輩でギターがとても上手な方でした。高校3年まであまり勉強していなかった先輩が、半年弱の猛勉強で東大の理Ⅰに合格したのです。
彼の勉強法は大胆でした。毎晩、19時過ぎに寝て0時頃に起き、勉強するのです。朝活どころか、「夜活」ですね。彼の勉強法が優れていたのは、時間の投資計画がしっかりしていたことにありました。数学はもっと点数を伸ばしたいから各分野に何時間使おう、物理はもっと得意にしたいから何時間使おうというように、投資計画を練っていたのです。
そしてさらに、実際には何時間費やしたかを記録することにより、モチベーションを高めていたようです。実は、非常に理にかなった勉強法だったのではないかと思います。
皆さんも「時間の投資計画」を立ててみてはいかがでしょうか?
朝活に挫折しないため「変わりたい衝動」と「強烈な動機」を持とう
投資計画のほかに、「変わりたい衝動」と「強烈な動機」が朝活の成功には欠かせません。この記事を読んでいる方は、きっと何かを成し遂げたい、変わりたい、成長したいという想いをお持ちの方だと思います。
その「変わりたい衝動」を大切にしてほしいのです。そしてさらに、「強烈な動機」を育ててください。「強烈な動機」があれば朝活は続けられますし、それを通じて人生を変えることができるからです。
私の場合、もっとも強烈な動機は「書きたい!」ということでした。今年は就職ジャーナリストの仕事をとことんやろうと誓い、依頼があった仕事は基本的にすべて受けることにしました。気づけば2009年だけで5冊の本を出版することになり、新聞やWebで3本の連載を持つことになりました。
普段の仕事をこなしつつ、これをやりきるためには朝の時間を活用するしかありませんでした。言ってみれば、自分が「やりたい」と思ったのもそうですし、「やらなければならない」状況に追い込まれたとも言えますね。
さて、あなたには「変わりたい衝動」があるでしょうか。「強烈な動機」はどんなものでしょうか。無目的に朝活を始めて挫折することのないよう、自分の内面を見つめ直してみてください。(次ページへ続く)



