職場環境については、2008年10月(約半年前)と比べて「コスト削減が厳しくなった」(54.7%)、「業績が悪化した」(49.4%)が上位2位を占め、前回の調査より各々約20ポイントも上昇した。
次いで「プロジェクトが減った、規模が小さくなった」(44.6%)、「残業や休日出勤が減った」(38.9%)と続き、ITエンジニアを取り巻く職場環境がより厳しくなっていることがうかがえる〔複数回答〕。

ITエンジニアを続けていく上での将来的な不安/危機感を尋ねたところ、「ときどき感じる」(50.2%)が最多で過半数を超え、以下「日常的に感じる」(35.1%)、「あまり感じない」(11.7%)、「まったくない」(2.4%)と続いた。合計で9割弱(85.3%)ものITエンジニアが、不安を抱きながら働いていることがわかる。

ITエンジニア自身が検討/実施している対応については、1位から順に「新しいテクニカルスキルを身に付けるための勉強」(58.4%)、「資格取得またはそのための勉強」(43.7%)、「マネジメントスキルの勉強」(41.4%)と続くほか、「ビジネス/コミュニケーションスキルの勉強」(32.3%)、「語学(英語など)の勉強」(26.3%)等、“勉強”を挙げる回答が集中した。

スキルアップについてさらに見ていくと、スキルアップを目指す理由は「ビジネスパーソンとして総合的にスキルを高めたいから」(41.5%)が最多となった。「現業には直接関係ないが将来のために必要だから」(24.9%)と合わせれば7割近く(66.4%)におよぶ。この数値は、「今の業務で必要だから」(26.4%)のような一時的な理由の約2.5倍である。

スキルアップの方法は、「書籍やテキスト教材」(73.1%)を中心に、「eラーニング」(11.1%)や「社内の研修制度」(5.4%)となった。

本調査は、2009年6月2日から6月15日までの期間、「@IT自分戦略研究所」「JOB@IT」の読者を対象に行った。有効回答数は1031。



