2008年度の企業向け研修サービスの総市場規模は5,640円で前年度比1.9%減となった。
2008年度上期は、階層別研修、マナー・接遇研修、IT技術関連研修、チームビルディング(組織構築)、ロジカルシンキング(論理的思考力)など、あらゆるテーマ、形態の研修サービスが軒並み好調であった。しかし、2008年度下期、とくに2009年1月頃から公開セミナー、階層別研修の需要が、特に中堅・中小企業を中心に急激に落ち込み、上期の成長分を取り崩した。
研修サービスのユーザー(企業等)に、2009年月時点で、前年と比較した集合研修の実施回数・規模を問うと、「変わらない」が54.2%ともっとも多い。しかし、「かなり減っている(半減以上)」10.8%、「減っている」22.7%と、合計約3割が「減っている」という回答であった。
調査元では、「世界的な不況の影響で、集合研修の実施規模を縮小する動きは出ているものの、「変わらない」または「増えた」は合計で6割以上であり、集合研修による社員教育の需要は底堅いものがあることが示唆される」とコメントしている。
本調査は、研修サービス事業者、一般企業・官公庁・団体(従業員数1,000人以上規模)を対象に、2009年4月~6月行った。



