カルト芸人・鳥居みゆき登場!!
鳥居みゆき。カルト的な人気を誇るピン芸人だ。
2007年にネットを中心に火がつき、2008年、2009年と、R-1ぐらんぷりの決勝に進出した実力派芸人でもある。初の書著『夜にはずっと深い夜を』は、発売日に即、重版となり、その狂気めいた一挙手一投足が話題となる鳥居みゆき。死と狂気と不条理を演じ続ける彼女の、知られざる半生、知られざる素顔に迫った。

――子どものころは、どんな子どもでしたか?
いつの時代ですか?
――小学校、中学校とか。
首が据わってないころですね。あの、ちょっと変わってるかもしれないんですけど……二足歩行でした。
――それはたしかにめずらしいですね(笑)
コバルト文庫とか読んでるような、普通の子でした。
――好きなテレビ番組は?
テレビはニュースくらいしか見てないですね。うち、父親がテレビのリモコンの5チャンネルを彫刻刀で削ろうとして、なんかイラッとしたみたいで(埋まってしまって)。それで5チャンネルしか映らなかったんです。私、秋田生まれの埼玉育ちなんですけど、ほか群馬とか。その5チャンネルが埼玉テレビだか群馬テレビだかで、それを8チャンみたいな感覚で見てたんです。刷り込まれましたね。
人仲良くなれないぶん、人をよく見ていた
――それじゃあ、お笑い番組とかは?
見てないですね。
――では、何がきっかけで芸人に?
中学生のころか高校生のころか忘れちゃったんですけど、ウィンドウショッピングをしようと思って上野に行ったら、たまたま昭和のいるこいるさんの寄席があっていて。それを見て、これはすごいなぁと感動して、それからですね。
――のいるこいるさんのどんなところに魅力を感じましたか?
漫才なのに形にとらわれていないところですね。やりたいことをやって、いまいったって伝わらないだろうって言葉もオチ言葉にしていたりして。でも、いまだにどっちがのいるさんでどっちがこいるさんだかわかんない(笑)
――はじめての鑑賞だったにもかかわらず、冷静に分析されているんですね。
私、人のことを見るのが好きで。人と仲良くなれないぶん、人のこと知ろうとしていたから。(次ページへ続く)



