トップ10は次のとおり。
| 苦手順位 | 英単語・熟語 | 日本語訳 | 正解率 |
|---|---|---|---|
| 1 | bring about | ~を引き起こす | 51.93% |
| 2 | closely | 厳密に、注意して | 53.63% |
| 3 | cautious | 慎重な | 57.97% |
| 4 | deserve | 値する | 58.33% |
| 5 | come up with | ~を思いつく、考え出す | 59.29% |
| 6 | possibly | もしかしたら | 59.79% |
| 7 | live up to | ~に応える、沿う | 60.15% |
| 8 | perceive | 知覚する | 60.20% |
| 9 | go through | ~を見直す、くまなく調べる | 61.68% |
| 10 | go over | ~をよく検討する | 61.69% |
この結果を受けて、TOEIC関連の著書を持つ早川幸治氏は
「TOEICテストは、構文やフレーズ単位でテンポよく理解していくことが必要。(熟語が)覚えにくい理由は、単体で使われる時の動詞の意味と、熟語で使われる時の意味が異なるから。動詞は主語や目的語とセットで、副詞は動詞とセットで、形容詞は名詞とのセットで覚えると記憶しやすい」
とコメント(一部抜粋)し、トップ5の克服について、以下のように解説する。
- bring about
bring「持ってくる」という単語のイメージが強すぎるため覚えにくい。(中略)bring about a change「変化を引き起こす、もたらす」のように、より広い文脈で覚えたい。 - closely
動詞close「閉める」の意味に惑わされるほか、形容詞close「近い」とも異なっているため、単体で覚えにくいのが原因。そもそも副詞は単体ではなく、look closely at the situation「注意して状況を見る」のように、特に動詞とセットで覚えるべき。 - cautious
形容詞は名詞の性質や状態を表すために使われるため、単体では覚えにくい。cautious driver「慎重な運転手」や、be cautious about driving「運転に慎重になる」のようにフレーズで覚えたい。また、careful「注意深い」というすでに知っている同義語と関連づけることも記憶のサポートとなる。 - deserve
語彙レベルが高いため、覚えにくい。また、語頭のde-から否定的なイメージが先行してしまうことも考えられる。やはり、deserve a raise「昇給に値する」のように「動詞+目的語」で覚えなくては定着しない単語である。 - come up with
come「来る」というイメージが邪魔している。withの後にどのような名詞が来るかがわかれば、そこから推測も可能だ。come up with an idea「アイデアを思いつく」のように覚えたい。
本調査は、2007年10月1日~2009年8月14日までに登録し、「まずは!TOEIC基礎シリーズ」を利用したユーザー115,641人を対象に、8月15日に行った。



