マーケティングとクリエイティブ業界の採用・給与を徹底調査!

――まずは、調査についてお聞かせください。
エイクエントは、マーケティングとデザイン分野に特化したエージェントです。この業界に属する、540社のクライアント企業に給与と採用に関する調査を行いました。それぞれの企業を担当するエージェントが、直接、採用担当者に会ってリアルな声を聞いています。
分析の際には、企業を7つの業種に分類したのですが、これが頭を悩ませまして。最近は、印刷会社でもWeb制作を手がけるなど、新しい分野に挑戦している企業も多く、なかなか単純にはいかないのです。
また、調査期間中には民主党政権が誕生しました。「世の中が良くなるのでは」というムードがありましたよね。そうした世相も、調査結果に影響を与えていると思います。
マーケティング部署、Web制作会社は「良くなる」と予想
――まず、最初の設問「この先半年間の景況感」についてです。事業会社のマーケティング部署、Web制作会社は「良くなる」との回答が目立つのに対して、印刷会社は「悪くなる」が多数を占めていますね。これをどうご覧になりますか?
世の中の動きが、そのまま反映されていると思います。たとえば、電車に乗れば、ケータイ、iPhone、DSなど、デジタルデバイスを見ている人の数が、紙媒体のそれより圧倒的に多い。こうした現象が、仕事の数や内容、職場の雰囲気にも影響を与え、調査結果の数字として表れているのでしょう。

事業会社のマーケティング部署に関していえば、私も同じ仕事をしているので共感できるのですが、Webによって、仕事の可能性が広がったことが大きいと思います。これまでは広告代理店に依存していたのが、今は自分でできる仕事が増えた。
たとえば、AdWordsをやってみたり、メルマガを工夫してみたりといった具合です。Webマーケティングに関する、新しい技術のニュースも途切れないでしょう。こうしたワクワク感が、「良くなる」との回答につながっていると考えます。(次ページへ続く)


