ITコンサルを目指す人へ 転活前にこれだけは知っておこう
キャリア教育プロデューサー、兼ブラック企業アナリストの新田龍です。これから全6回にわたって、はじめてITコンサルタントを目指す皆さんに情報提供していきます。
皆さんは、これから目指す「コンサルタント」という仕事に対して、憧れや不安、期待や不審といったさまざまな思いを、ないまぜにして持っているのではないでしょうか。
本コラムによって、どこか一方向からの情報ではなく、多角的な視点をもってITコンサルタントの仕事のリアルな実態を捉え、ミスマッチのない就職、転職をしていただければと思います。
とはいえ、少しネットをのぞけば、コンサルタント業界志望者向けの就職・転職情報は豊富に手に入る時代です。この連載では特に、リアルな実態にこだわって情報提供していきたいと考えています。それができるといえる根拠は、次の3点です。
- 筆者自身かれこれ10年近く、コンサルタントとして世間の荒波にもまれており、「やっている側」の実情がわかること
- 並行して、ITコンサルタントへの就職・転職を志す人に対して、公私にわたって支援を継続しており、「なりたい側」の気持ちを把握していること
- コンサルタントを採用したい企業の支援を行うとともに、自分自身も採用する立場の人間として、「採りたい側」の本音を知っていること
では、さっそく始めましょう。
イメージしていた仕事と違う! ギャップを感じて辞める人多し
志望が叶い、ようやく就けたITコンサルタントというポジション。苦労して得たにもかかわらず、「仕事がつらい」「社風が合わない」「人間関係の問題」などの理由で早々に職を辞してしまう人が、常に一定割合います。
理由はもちろん人それぞれですが、多くの方からの相談にのっているうち、ある共通点が浮かび上がってきました。「コンサルタントに対する理想像が独り歩きし、実際の業務内容をほとんど知らないままに就職・転職。 入社後初めて実態を知り、『自分の中で創り上げたイメージ』と比較して、ギャップを感じてしまう」というパターンです。
では、世にはびこる理想像とは異なる、ITコンサルタントの実際の仕事とはどのようなものなのでしょうか。(次ページへ続く)



